シェア
エーイチ / 羊P
2019年4月25日 20:48
「地球星人」を読んだ。「コンビニ人間」で芥川賞を撮った村田沙耶香氏の、受賞後初の著作となる。「コンビニ人間」は買ったもののまだ読んでおらず、氏の作品を読むのは初めてだが、とても素直な文章ですんなりと入ってくる感覚が心地よかった。これは抑圧の物語だ。世間、常識、社会と対峙する一人の女性の生き様だ。いわゆる「純文学」を構成する要素の一つとして、その時代における社会の歪さを取り上げ、問題提起