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たった一人を納得させられないで、世界中 口説けるの?

先日、私が働く理由をNoteに書いたが、他にも理由があったので記したい。

私は、誰かと関係を構築するのが苦手で、特に学生時代は今よりも、もっと苦手で。特定の誰かを幸せにすることなんて、想像すらできなかった。(論理の飛躍はご愛嬌)

だからこそ、会社という媒体を通すことで、誰かを幸せにしたいと考えた。

本気で社会に貢献したいと考えていた。今だって、多分、思っている。

でもそれは、まっすぐな瞳ではなく、直接誰かを幸せにする能力がない分、せめて、社会には貢献しろよ、という脅迫観念からだった。

たった一人を納得させられないで、
世界中 口説けるの?

モーニング娘。'14「What is LOVE?」

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「実際、社会人として働いてみて、どうでしたか?」
私は自分に問う。

新入社員1年目は研修が続き、配属されても戦力になれず、無力だった。税金を納めている事実が、私の支えだった。(税金を納めることに喜びを感じる稀有な人材 笑)

2年目以降は、できる業務の幅も広がったが、本当に社会の役に立っているか、虚しさに涙が溢れた。

そして、私は当時勤めていた業界と会社に見切りをつける。転職だ。

転職してからは、ついていくのに精一杯で、たった一案件にひどく心身を消費した。そのような日々の中で、初心を忘れた。

***

社会に大した影響を及ぼせることもなく、漫然と日々だけが通り過ぎていったように思えたが、振り返ると変化もあった。

学生時代より、
たった一人を説得すること」
「誰かを一人でも笑顔にすること」
が現実味を帯びてきた。

仕事だけではない。NoteもSNSもUber Eatsの配達だって。大きな力はなくとも、誰かにちょこっとだけ、幸せをお届けできているのではないか?

私だって 誰かを 幸せにできる。



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