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【英語コーチ、生の声】元塾講師、英語コーチが勧める、30代以降の大人の英語学習ステップ
今回は、30代以降の大人の方が英語を学ぶことについて書いていきます。
個人的な経験として、塾講師としての勤務を終えた後、
30代以降の方に、TOEICの対策としてコーチングをしています。
高校生と大人では、
英語学習者として同じところもあれば、
面白いことに、違うこともあります。
今回は、社会人の方にコーチングをしていて感じたことをご紹介します。
大人が勉強する理由は人それぞれ
英語を学びたいのは、昔の憧れ?トラウマ?が多い
成長欲求と言いますか、
何か学び続けることって、自己肯定感を高めてくれますよね。
僕も学ぶことが大好きです。
目標として設定した、資格を取れば、自分がまるでRPGみたいでどんどん強くなっていく感じがして。。。
それはさておき、
転職した後、時間ができたので、英語を学びたい社会人の方と会ったときに『英語を学ぼうとしている理由』を色々と聞いてみました。
単純に、転職や、昇給条件のため
中学時代のできなかったことをやり直してみたい
人生で一度は、外国人と、英語で話してみたい
英語を話すのが、ドラマとかみてかっこいいと思った
街で道案内したときに、話せなかったのが悔しすぎた
よく聞く話だなぁと思う反面、でも結構リアルですよね。
「英語を自由に扱える憧れ」と「英語を使えない歯痒さ」
この辺りが、共通点で、多いのかなぁとも感じていました。
適度な緊張感を作る大変さ
高校生を指導していた(塾)時代には、
当たり前ですが、入試に向けて力をつけてもらっていました。
やるべきことを紹介し、道標を示し、実施にやっているかチェックする
そんな作業を繰り返しながらサポートし続けていました。
彼らには、いやでも自然とやってくる入試の日、
(浪人生などは除くと)基本、一発勝負です。
その締め切りのプレッシャーは、
プラスにもマイナスにも、勉強に大きく影響していました。
しかし、社会人になると、なかなかその緊張感は作れません。
「ここを失敗すると人生が終わる」
文字通り、そんな態度でTOEICに臨まれる方は、ごくわずかでしょう。
それを独学でこなそうとするなんて、
逆に信念強すぎるなぁと感じています。
だからこそ、コーチングなどのサービスがあるんだろうなぁと思います。
塾に近い感じしますよね。
(コーチングについては、必要な方は使ってもらうといいのでは?と、
好きでも嫌いでもどちらでもありません。)
目的に応じた学習をやればいい
どんな場面を想像して英語を学んでいるのか?
言い換えれば、何のために英語を学んでいるのか、というのが結構大切になります。
主に、「話したい」のか、「資格が取りたい」のか、で決めるといいと思います。
TOEICや英検などのスコアを取りたい
転職用など
趣味として
英語を話せるようになりたい
海外旅行(お客として?)
海外での勤務(実務を検討してる?)
話せるようになりたいなら、【楽しみながら】話す練習を重視
話したいなら、そりゃ『話すべき』です、、、、当たり前ですけども。
すいません、より具体的に紹介するなら
・『話す機会を増やす』選択肢を取る (オンラインスクールなど)
・『話すフレーズを覚える』 (参考書などで勉強も可)
でも『話す機会を増やす』ってなかなか難しいですよね。
お金もかかるし。
だからこそ、お勧めしたいのは、英語での独り言です。
これは僕はよくやっていました。
資格を取りたいなら、まずは学習習慣をつくる
自分もそうですが、社会人になってから勉強が趣味なっているかたは
こちらの方がお勧めです。
続けるのは、最初、結構大変ですが、やり始めていくと
誇れる要素になっていきます。
学習習慣を作る
単語や文法など基礎内容を学ぶ
点数を取るテクニックを知る、使う練習
過去問演習
以上の手順で学ぶのが、理想的です。
(実際、僕は、これでコーチングしています。)
重要なポイント
コーチングでは、何を、どの程度まで学ぶか、を教えてもらうといい
独学で学ぶ人は、わかりやすい〜などのシリーズを一度本屋さんで眺めてもらうのをお勧めします。
その内容をパラパラみて、『自分の知識がどのくらいか』がわかるからです。
完璧主義傾向が高い方は、要注意
情報の濃淡を感じて、意識しましょう。
ちょっとした内容が、実は大学院までの知識に繋がったりする(深すぎて初心者には大変に感じる)ので、ほどほどが大切です。
ほどほどの知識を知っておくためには
英語を話したい、という方には、少し遠回りになるかもしれませんが、
個人的に、英語を学ぼうとしている大人の方は全員、『文法書を学んだほうがいい』と思います。
『英語を体系的に学ぶことができて、知識がつながっていく感覚が得られるから』です。
こちらは個人ブログにも書いてあります、実際の参考書も書きましたので、興味のある方は参考にしてもらえたら、幸いです。
まとめ
大人になった今だからこそ、
合理的に考えるヒントとして、文法書を使って学ぶのが、お勧めです。
個人的には、『英語が通じる!話せるようになる!』という感動は
人生を充実させられる素敵な経験なのかな、と思っています。
(結構お勧め、応援しています)
学習習慣を作る
単語や文法など基礎内容を学ぶ
点数を取るテクニックを知る、使う練習
過去問演習
が主なステップですが、もっと詳しく知りたい方はこちらにまとめてあります。参考にしてみてください。
文法書についての知識をつけたい方は、こちらにまとめてありますので、参考用にどうぞ。