『見慣れているのに知らないこと!?』 プチっとスタディ vol.80
[キーワードと言い換え]
ブジャデ
≒
本来見慣れている事柄のはずが未知の体験であるように感じる現象
[プチっと解説]
あなたもいつも通りの習慣の中で、
ふと新しい発見をする瞬間があったりしませんか?
当たり前になっていることでも、
ちょっと見る角度を変えると意外な気づきが得られたりするものです。
難しいですかね。
逆の現象って誰でも知っているくらい有名で、
そちらはデジャブと言います。
(あ、知ってる)
そう、既視感ってやつです。
となると今回取り上げているのは未視感ということになりますね。
未視感とは’普段当たり前のように感じている事柄の中で未知の感覚を覚える現象’です。
ちなみに未視感はジャメブといいます。
(あれ?)
「あれ?キーワードと違うじゃないか」
と思いましたよね?
正式にはジャメブ、造語がブジャデです。
ブジャデは「デ・ジャ・ブを逆さにして」逆の意味合いを訴えている言葉なんです。
ブジャデの方がジャメブより覚えやすそうな気がします。
大事なのは内容を理解している事なのでどちらを使っても良いと思います。
※個人的意見
ではそんな未視感をもっと掘り下げてみましょう。
[更に深掘り]
人は多くのバイアスやステレオタイプに囚われながら日々を過ごしています。
※ステレオタイプはvol.34
人が当たり前として認識していることは、
そうしたいくつもの決めつけや思い込みによって形成されているわけです。
さらにそれは無意識下で行われる為、
脳のオート機能となっています。
(良いんだか悪いんだか)
デジャブやブジャデ(正式にはジャメブ)も
そうした無意識下で起こる認知上のエラーのようなものかも知れませんが、
本当の要因はわかっておりません。
無意識といえば「身についた習慣」をわざわざ意識する人はいないでしょう。
もちろんvol.25のif-thenルールで取り上げたように、
新しい習慣をつくるときには意識が必要です。
さて本題のブジャデ、つまり未視感ですが、
これは無意識部分を意識することで発生を促すことが可能です。
(なんと!)
例えば、日本人なら常習的に目にしているであろう「漢字」…
読めてはいても書けないこともありますよね?
またいつもは無意識に書けている漢字を改めて意識して一筆ずつ書こうと思うと、
「あれ…こんな字だったっけ?」
という知らない文字のような感覚を覚えたりもします。
(あ、あるかもしれない)
まさにブジャデです。
あとは家を出てしばらく経ってから、
ふと「鍵を閉めた覚えがない」と思い戻ってみるとちゃんと締まっているケースも近いですね。
(忘れてなくてよかったね笑)
こうした意識を随所に散りばめることによって日常や普段の当たり前から「新しい気づき」を得られれば、
バイアスやステレオタイプに陥る状況を減らすことが可能です。
ブジャデ様様でございます。
そしてvol.50のクリティカルシンキングが強化され、創造的で本質的な良い影響をもたらしてくれそうな気がします。
[投げかけ]
あなたも普段無意識に過ごしている場面を
意識的に活動してみてはいかがでしょうか?
以上
今回はブジャデを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『プライオリティ』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!