『些細なことが重大なことの引き金!?』 プチっとスタディ vol.60
[キーワードと言い換え]
ハインリッヒの法則
≒
一つの重大案件が起きる背景には細々とした案件がいくつもあり、それ以前には更に微細な起因がより多く存在するということを表した経験則
[解説]
皆さんも
なにか大きなミスやトラブルが起きた際に、
それまでにも小さなミスなどが発生していたことを認識したり、
ミスに繋がりそうな状態がいくつも放置されていたことに気づいたりしませんか?
(今思えば的なね)
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
常に気を張るのはとても難しい事ですが、
ミスのトリガー(引き金)に意識が向かなくなるのはとても危険です。
結局のところ重大なミスやトラブル以上に、
もともとの習慣や環境の設計にイシューが存在するわけですね。
(イシューの振り返りはvol.10にて)
重大案件が生じる背景には小さな案件がいくつも起こっていて、
小さな案件が生じる以前には
そのきっかけになるような動向が更に多く確認されます。
(冒頭の内容まんまやないけ笑)
そしてその比率が、
’重大案件:小さな案件:案件未満の動向=1:29:300’
というように表した経験則をハインリッヒの法則と言うのです。
(あれ、でもハインリッヒの法則って事故の話じゃね?)
ちなみにハインリッヒの法則をそのまま説明するなら、
「ググレ〇ス」で済んでしまうので、ちょっとだけアレンジしてみています。
※暴言注意
ではケーススタディへGoです。
[ケーススタディ]
そもそものハインリッヒの法則は確かに、
「1件の重大事故の裏には、29件の軽微な事故が存在し、その裏には事故に至らずに済んだ異常事例が300件存在する。」
と、
アメリカの損害保険会社に勤めていたハインリッヒ氏が提唱した経験則です。
(だよねぇ)
vol.37のピート君は「階段で転んでケガ(重大事故)」をしましたが、
それに至るまでには、「学校に遅刻(軽微な事故)」したり、「授業中に居眠り(軽微な事故)」していたり、
明らかに「疲れ(異常)が蓄積」していましたね。
なので、
「異常の部分を解消することで重大事故に至るケースを防ぎましょう」
と訴える為に持ち出される法則です。
(うんうん)
でもですよ?
(でも?)
「マイナスな事象を抑制する」のももちろん大切ですが、
この法則の流れって逆でも言えますよね。
(vol.42のラテラルシンキング発揮です)
「プラスの事象を強化する」にも当てはめてみましょうか。
どの分野においても「大成功(重大案件)」は一朝一夕で成し遂げることは出来ません。
大成功に至る背景にはいくつも「小さな成功(細かい案件)」を積み重ねる必要があるでしょうし、
小さな成功を生むには「具体的なアクション(微細な起因)」が更に多く求められます。
(上手く当ててきたな笑)
これ、vol.40のグリットですよね。
もちろん全く一緒とはいきませんが…
知識の汎用性は持ち主次第で飛躍的に上がります。
使わねば損です。
(是非ともアウトプットを)
[投げかけ]
皆さんも物事の最小単位から意識して
行動を起こしてみてはいかがでしょうか?
以上
今回は『ハインリッヒの法則』を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ナッジ理論』
こちらを解説予定です。
なお、プチスタはテキストのみでなく音声配信も行っております。
拙い配信とはなりますがテキスト版から若干アレンジをしておりますので、宜しければそちらもチェック頂けたら嬉しいです。
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各回の提供枠は’期限付きで販売‘も行っているので、
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お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!