このタイミングで・・の巻
先日、日本民藝館に展示「柚木沙弥郎の染色 もようと色彩」を見に行ってきました。現在、取り組んでいる家具づくりの参考、そして、何らかの影響があると思ったからだ。
館内に足を踏み入れると、正面に
柚木沙弥郎さんの型染布(縦290センチ)が飾られてある。圧倒されながら常設の民芸品を観ていると、友達の言葉を
ふと思い出した。1999年12月 ポール マッカートニーが、イギリス リバプールのキャバーンクラブでライブを行なった。今の様に その映像、情報は手に入りづらく、年を越した2000年1月に、テレビの深夜放送で見ることができた。
ポールの原点回帰の様なパフォーマンス、そして、ありえないバンドメンバーに僕は酒も手伝い、興奮していた。
新春という事もあり、友達と飲みながら
見ていたのだが、彼はジャズやクラシックが好きで さほど興味を示していない様子だった。1時間ほどの放送だったろうか、僕は すっかり魅了され余韻にふけっていると、彼が強く話しだした。
「これが、ロックンロールなら俺は今からロックンロールのファンだ。俺は、ロックンロールを知らなさすぎた。」と。
僕は今まで、民芸を知らなさすぎた。
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