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野球経験者がJリーグを初めて観戦した話

先日始めてJリーグを観戦してきました。

サッカーは、普通に0−0の引き分けとかが発生する点取ゲームなので、そうなったら嫌だなぁと不安もありました。しかし結果的には点も入って十分楽しめたと思います。


野球の観戦思い出

小さい頃にソフトボールを始めてそのあと軟式野球まで経験してます。一番最初にプロ野球を見に行った時のことを今でも覚えています。
今は亡き近鉄バッファローズの本拠地藤井寺球場で、佐野投手にサインをもらいました。サインをもらった瞬間は鮮明に覚えています。

これ以降も、甲子園球場、東京ドーム、福岡ドーム、オールスター、高校野球、WBC、色々と野球観戦をしてきた中で、サッカー観戦は今回が始めてでした。

そんな野球経験値がある中、サッカーはどうなんだというと、体育の授業とか遊びでやった経験があるだけでリフティングは3回も続かない下手っぷり。

最近ブライトンを中心にプレミアリーグとラ・リーガを少々見始めて、フォーメーションとか少しずつ見れるようになっています。そういう人が始めてJリーグ観るとどうなのか。自分でもワクワク半分不安半分、そんな感じでした。

試合観戦はどんなスポーツでも勝てば楽しい

到着したのは埼玉スタジアム2002。8節の浦和レッズvsコンサドーレ札幌戦です。埼スタは今年から芝を入れ直したらしくふかふかの絨毯みたいになってるんだろうなーと思いきや…雨…!残念です。

新品の横断幕に新シーズンのホーム戦の全員配布プレゼント品
埼玉スタジアム2002の全体写真。雨なのにかなり人が入ってます

試合内容は、レッドカードが各チームに1枚ずつ出てしまう大荒れ!そんな中4−1で浦和がホーム戦を勝ちきりました。ゴールもたくさん見れてゴールが入るたびに大きな歓声が上がって、甲子園で阪神側がホームラン打ったときと同じくらい盛り上がってましたね。雨で少し寒かったんですがとても楽しかったです。

Man of the Match

個人的なMotMは、浦和は28番ショルツ選手、札幌は4番菅選手でした。

ショルツのゴールに関してはちょうど人数が11対10のときでした。札幌が6−2−1のフォーメーションを取るゴン引きの体制。「入り込む隙間もないし、これどうやってブレイクさせるんだろう」と思っている所でのゴールでした。
ショルツがショートカウンターで奪って、そのままショルツが前線へ。それで前線の枚数が1枚増えた状態で札幌のマークがずれた所をゴールでした。勇気ある前線への突入が印象的でした。

菅選手は、ゴールきめた所もすごかったのですが、場面場面での逆サイドを突いたりしていた所のパス精度が印象的でした。雨でピッチコンディションが悪いしボールコントロール難しい中のあの精度を何度も出せるのはさすがだなと。

これってどうなの?って思った野球とJリーグの違い

マッチカードが浦和vs札幌だったからだと思いますが、甲子園で行われる昔の阪神vsヤクルトみたいな印象を受けました。応援も高いレベルで行われてたし。けれど浦和が点とっても応援団は、喜ぶ間も無く応援し続けてたのはちょっと違和感がありました。そこは一旦手を止めて喜んでもいいんじゃ…!?

あと最も違和感があったのは、アウェイの札幌がゴールしても電光掲示板にゴールの演出は出さないんですね!スタジアムはノーサイドで運営してほしいなと思いました。

Jリーグに期待しちゃう運営集客収入の進化

野球はスタジアムに座って観戦してる時間が180〜210分近くになりますが、サッカーって90〜120分ですよね。
野球はご飯食べながら見やすいし、ビールの売り子もいるから、チケット代以外の所で収入が期待できます。

一方サッカーは45分で何が起きるかわからないので目が離せないし、インターバルは15分くらいしかないのでトイレ休憩とか済ませてたらすぐ時間が過ぎてしまいます。

御飯食べる時間がない…!

売り子は回っていないので、収入の主力はチケット代金なんでしょうかね。

もちろんサッカーも野球も試合開始前の練習は観れるので、早く行けばその分滞在時間は伸びますね。ですがそれはどちらも同じなので、サッカーはこれ以外の方法でもうちょっと長く居てもらうような動機づけをしっかりしないと、

チームを強くしたい
 →いい選手を育成・獲得したい
  →いい監督コーチを獲得したい。
   →お金がいる。スポンサーに頼りっきりは無理だ。収入源を確保したい。
    →試合にも観に来てもらいたい。チケット代だけだと収入が厳しい

て感じで、収入と運営の循環がうまく回っていないように感じました。なので、奇跡的にいい選手・監督・コーチを手に入れたりしないと、貧乏クラブのままなんじゃないかなと心配になりました。

まあ、野球はメディアや新聞と繋がってるのでそういう面でも情報拡散しやすいし収入の機会を得られやすいです。その野球と比べるのはちょっと可愛そうですがJリーグはJリーグなりの戦略で収入を増やす方法を模索し続けるのが必要なんじゃないかなと感じました。

川崎フロンターレはこの辺うまく運営出来ているって聞いたことがあるので、またどこかで調べてみたら面白そうだと思います。

次はどこを見に行こうかな。

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