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【みにくいアヒルの子】そこのあなた、自分の原石に気がついてる?

こんにちは!

今回は、童話【みにくいアヒルの子】について話していきます。
以前YouTubeにもアップしており、文字化しました。
音声で聞きたい方は下のリンクからどうぞ~!


まずは、話のおさらいです。
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アヒルのお母さんの元でみにくいアヒルの子は生まれた。
このアヒルの子は、ほかのアヒルの子よりも大きめで、色も違いました。
そのため、ほかのアヒルの子たちにも、周りの鳥からもいじめられました。
そして、みにくいアヒルの子は旅に出ました。
冬の寒さに死にそうになるが、耐え抜いた。
そして、春になり、水辺に映る成長した自分の姿を見て、自分が白鳥であることを知り、仲間もできた。
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正直、子供の頃に聞いたときは、まさにこれが言いたかったのか!というところまで分かっていなかったのが正直なところでした。
どちらかと言えば、結局、白鳥やったんかい!という身も蓋もない話という印象でした。

今になってこの話を私なりに解釈しようとしたとき、子供の頃には気づかなかったことがありました。

①皆と違っていい。
それは、外見だけでなく能力にも言えること。

みんな一緒がよしとされることは、仲間であると思いたいだけではないかと思います。本当の仲間は、違いを認め合えることだと思う。

といっても、多数決という言葉もあるように、社会においては少数派はないがしろにされやすいことがある。
人と違うことは仲間外れの標的になりやすかったり、「出る杭は打たれる」というように、叩かれやすくもなる。

少数派ということがハンデに感じる人もいると思う。やっぱり自分が少数派のときは疎外感孤独感を感じやすいかもしれない。


自分が「外れ値」ではないかと疑ってみる。
「外れ値」とは平均的でない値のことです。
多くの人よりも抜きん出てたりと、著しいといったもの。
これを自覚したとき、人の目を気にしなくなるかもしれない。


②自分の中の原石に気づく。
この原石というのは、才能魅力を指します。
自分が既に手に入れているもののことです。
みにくいアヒルの子は既に「白鳥」を手に入れていましたよね。

この原石に気がつくのは、人それぞれのタイミングですよね。
みにくいアヒルの子のように、成長したときに気がつくこともあれば、何かの体験をしたときに気がついたり、日常の中に溶け込んでいたり、タイミングも原石も皆それぞれ違います


この話の落とし穴と思うことが、
「自分はみにくいアヒルの子で、いつか白鳥になれる日がくる」と夢を見続けてしまうことです。
先ほども言ったように、原石は外から取ってくるものではありません。既に自分の中にあるもの、眠っているものです。

誰かが持ってきてくれるものではありません。
もし、誰かがあなたの原石について話して与えてくれたとしても、それを素直に受け入れ、認め、活用するかどうかは御自身であるということです。


また、話の中では、自分はアヒルの子だと思い込んでいるが故、辛さを抱いていました。
これは、先入観にとらわれている状態だとも言えると思います。
それに劣等感でいっぱいなとき、自分の魅力や今ある幸せに気がつきにくいとも思います。


その逆で、
自分は白鳥だと気づいているが、アヒルの子として振る舞ってしまってはいないだろうか。
これは、まさに「こじらせ」にもつながるのではと思います。
このような方は、自分の原石に気がついているのに、うまく発揮していない状態ですよね。もしかしたら、使い方を知らないだけかもしれません。

では、なぜ気がついているのに発揮しないのか。
理由の一つとして、周りに合わせているためだと推測します。

「みんなと同じだよ」と見せておくことで、仲間外れにされない。
「平均的ですよ」と見せることで、相手からの攻撃や嫉妬から避けやすくなる。

それが習慣化されてしまうと、白鳥である自分、本来の自分の魅せ方を忘れかけてしまうのではないかと推測しました。


先ほども話した「外れ値」なんですが、「美人である」「勉強ができる」「仕事ができる」「スポーツ万能」「お金持ち」といったいわゆる「贅沢な悩み」側の外れ値の方は、なるべく平均値に見せることで、周りに溶け込もうとしているのかもしれません。


すごくもったいないんですよね。
発揮していいんです。
輝いていいんですよ。
自分にも周りにも変な遠慮をしなくていいんですよ。


今回はみにくいアヒルの子を取り上げてみました。

今になって、
①みんなと違っていい。
②自分の中にある原石に気づく
この2点に注目して話してみました。

あなたの自分の原石は何だったかな?




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