ツァイガルニク効果を活かして目標達成
ツァイガルニク効果をご存知でしょうか?
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
wikipediaより
このツァイガルニク効果を活かしてタスクを進めて、目標を達成する方法のご紹介です。
まだ続けたいのにというところでやめる効果
この効果を存分に生かす方法としては、「もっと続けたいのに」「まだやりたい!」というところで強制終了する方法です。
終了するタイミングは、例えば時間管理術のポモドーロテクニックを使っている方はその時間が終了したとき、休憩時間、たまたま人に呼ばれたなど、とにかく「え、今、終わりたくない」というタイミングで終了することで次にまた、始めたい、始めやすくなります。
ポモドーロテクニックはオンラインコワーキングスペースでも活用しています
中途半端に終わらせる効果
こちらは、気持ち悪い感覚を活かす方法です。
「ここで終わるのは嫌だなあ」「キリが悪い」などというところであえて終わらせます。そうすることで、次に早く取りかかりたくなります。
あつ森のまき餌DIYに学ぶ、退屈な繰り返しを楽しく取り組める様になる考え方
自分の「気になる!」を役立てる
上記の2つの方法は、アプローチは違いますが、ツァイガルニク効果を活かした方法です。皆さん、どちらも経験があることでしょう。
これを偶然ではなく、自分の意思で行います。ご自身の性格、その時の状況、やるべきことの内容に合わせて上手に使い分けるとタスクが進みやすくなります。
未完了課題を残さないように
ツァイガルニク効果、なかなかいいじゃないと思いますが、これが全く逆にも作用します。
未完了課題に取りかからないことで、ず~っと気になっている状態です。つまり、先延ばしですね。
上手に活用しないと、いつまでも「あれ、やらなきゃ」「どうしよう」と脳や気持ちの負担になるということです。
こんな中途半端になっているタスクや目標のある方はこちらも参考にどうぞ。
最後まで終わらせる(削除も含む)
ツァイガルニク効果を上手に活用し、最後まで終わらせることで、物事はより進みやすくなります。
この「最後まで」が、大きなプロジェクトの最後だとするとなかなか大変ですので、1時間で終わるタスク、1日で終わるタスクなど、タスクを細分化することをお勧めしています。
最後まで完了させることで、あなたのやるべきこともクリアになります。
ツァイガルニク効果で、あなたのタスクがさらに進むよう応援しています。