畑に自生する野菜たち
みなさん、こんにちは、家庭菜園研究家の廣瀬です。栃木県南部で無肥料、無農薬、できるだけ自然に近い形で野菜作りをしています。以前の投稿で私の畑で色々な野菜が自生していることを紹介させて頂きましたが、今回は野生化したゴボウとジャガイモの話を投稿いたします。自然栽培に興味のある方、手間いらずで野菜を作りたいとお考えの方のご参考になれば幸いです。
ゴボウの自生
次の写真は春になり、ぐんぐん伸びてきた野生のゴボウです。
ゴボウは長根と短根の品種があります。私は7、8年前に短根の品種を育てました。畑に残っていたゴボウが花を咲かせ、種がこぼれ、以後、毎年、生えてくるようになりました。
ゴボウは夏に花を付けます。この写真のゴボウも中心の茎が伸び始めたので、あと一月くらいで花を咲かせるはずです。ゴボウの花は独特の形をしていて綺麗です。別の機会に写真を投稿したいと思います。
ただゴボウを自生させると難点があります。成長したゴボウは大人の身長を超えるほどに伸び、大きな枝葉を四方八方に伸ばすので、日影ができてしまうことです。
野生化したジャガイモ
次の写真はこの春に勝手に生えてきたジャガイモです。
ジャガイモはけっこう丈夫な野菜で、その土地に根付くと、毎年たくさん芽を出すことが判りました。私は春じゃが(初春に種芋を植え付け夏に収穫)と秋じゃが(晩夏に植え付け冬の初めに収穫)の両方を育てますが、畑のあちこちに勝手に生えてくるジャガイモも収穫して楽しんでいます。けっこう丁寧に掘り上げても小さなイモが土の中に残り、それが次のシーズンに芽を出します。
実は自分で植え付けるジャガイモより、野生化したもののほうが成長が良く、どっさり採れるなんてこともあるんです(苦笑
今シーズンの夏に収穫する時、自分で育てたものと野生化したものの収穫比べをしてみます。その記事も投稿したいと思います。
カボチャも順調です
カボチャも自生していることを以前の記事でお伝えしました。
今年も次の写真のように畑の数か所で芽を出したので、バッチリ収穫できると思います。
ちなみに写真にウリハムシにかじられた跡がありますが、私の畑は自然栽培で生態系が安定し、害虫が増えて野菜がやられてしまうようなことは無くなりました。
自生した野菜は丈夫に育ち手間いらずですが、ぐんぐん伸びてスペースをとる難点があります。ガボチャなどはかなり広がるので、蔓の向きを変えたり、場合によっては蔓の先端を摘み取る必要があります。広い場所を無制限に使えるなら完全放任できますが、家庭菜園の限られたスペースでは最低限の手間は必要になります。
おまけ
自分で育てた野菜を毎日食べています。今年もイチゴの季節になり、今月は毎日のようにサラダにイチゴを添えています。キヌサヤとアスパラガスも自家製です。
私の畑ではイチゴも自生しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。