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「私なんか・・」が口癖の私:連載「セルフコンパッション」 第2回

こんにちは。立教大学2年の菜摘です!

前回、りさなの記事(連載:セルフコンパッション第1回)で最後の方に話していたリーダーシップとの関係について話していました。特に、自己肯定感は自分のリーダーシップを見つける、発揮する時に障害となってしまう時がありましたが、今回はまさにその経験談!
自己肯定感の低さがいかに自分のリーダーシップを発揮できなくなってしまうのか、そしてもし当時セルフコンパッションができていて、自己肯定感が高かったのならば、こんな風に考えていたかもしれない・・といったことを私自身の目線で書いていきます。

自己肯定感が低い私がリーダーシップの授業に?!

BLPとは立教大学経営学部のによるリーダーシップを学ぶ授業です。クライアント様にビジネスプレゼンをグループで行うためグループワークと通して、リーダーシップを学びます。
ご存知の方もいるかと思いますが、立教のリーダーシップは全員発揮型。自分なりのリーダーシップを一人一人が発揮してチームやワークに貢献してきます。そのためには自分はどんな強み・弱みがあって、それらをどう生かしていくのかを考えなくてはなりません。ですが、自己肯定感の低い私はなかなか強も弱みを見つけることができませんでした。

自分の良さ・強みがわからない・・・

まず講義の最初の方に自分の発揮するリーダーシップ目標を立てます。ここでは自分の強み弱みをまず自分の中で理解しなくてはなりません。
ですが、自己肯定感の低かった私は、弱みは考えつくのですが、強みはほぼ出てきませんでした。前回りさなの記事で出てきたような事例に本当にフィットしていますよね笑 

まず自分の性格上、まずマイナスに考える癖がありました。例えば、失敗したときは「またできなかった、今回もできないなんて・・もっと時間かけてやらなきゃいけないのか」とか、「あの子はできているのに自分は時間をかけてもできない、自分は人の倍、いや10倍やらなくてはいけない!!」とか。
だからこそ、BLPで強み弱みを見つけるときにも「自分はここの部分が良いところなのではないか?いいや・・違うぞ、だって自分は・・・」と自問自答しては反論し、結局自分の良いところを自分で消していたのです。

でも、強い弱みはなんとしてでも書かなくてはいけないので、SA(Student Assistant)に助けてもらいながら、なんとか書いたのですが、自分の中で自分を高めすぎている・綺麗事を言っているのではないか・・?と感じてしまっていたのを覚えています。


FBを素直に受け取れない自分・・。

また、授業の途中でチームメンバーにリーダーシップのフィードバックを行う機会が何度かあります。FBは特にこのBLPという授業で大切にしている部分です。なぜなら、自分のリーダーシップがどのようにチームに影響していたのかを知るため、そして自分の知らなかった自分の強み・弱みを他者から指摘してもらうことで新たな自分の成長につなげるためです。

メンバーに「菜摘のいいところは〜だよね!もうちょっと〜してくれたらもっと菜摘のいいところが伸びると思う!」こんな感じのFBをもらうのですが、
実際の私は、先ほども言ったようにまず初めにマイナスに考えてしまう癖があったので、
「いやいや、こんな私がそんなプラスな力をチームに与えられるとかありえんって!」とか、「これが自分のリーダーシップなのかな?みんながたくさん助けてくれたからであって決して私の力とかじゃないよ・・?」」とか。そんなことを思っていました。

メンバーからせっかく自分の強みを挙げていってもらっているのに、これが私の強みなの・・??とはっきりと思うことが正直できませんでした。

自己肯定感が低かった時期に共通していたこと

特に私の自己肯定感が低かった頃の出来事を2つ挙げてみましたが、この2つの出来事で共通することは、
・どの時も人と比べていた
・コンプレックスの塊
・自分を自分で貶していた
・新しいステップに飛び込む勇気がなかった=ビビり
この4つです。「こんな私が〜」とか「私なんか〜」っていうのが口癖な意味、ここでわかりますよね??笑

この4つの文章だけ見ると、この4つは自分の人生をマイナスにしてしまう要素だと自分でもわかっていますが、気づかないうちにその要素を自分の生活に織り込んでいました。


もしセルフコンパッションを知っていたら・・

セルフコンパッションとは、簡単にいうと「自分に優しく、ありのままの自分を受け止める」いうことです。ありのままの自分を愛してあげることが重要なのです。
もし私がセルフコンパッションを理解し、実行していたのならば、まず自分を客観的に捉え、マイナスからのスタートで考えることはしなかったと思います。コンプレックスを必要以上に考えず、自分を他人を比べることなく、自分をそのまま受け入れて、自分が自分なりのリーダーシップで最大限活躍できるには?と考えられたと思います。

そして何よりも、このBLPで自信を持って私のリーダーシップはこれです!これができます!と胸を張って言えたと思います。当時の私は無駄にしていたといっても過言ではありません。自分が客観的に見られたらこのような人というのを伝えてくれているのに、自分でその窓をシャットアウトしていました。=自分で自分が成長できる機会を逃してしまった。
イコール、BLPの講義を無駄にしていたとも言えます。「全員発揮型リーダーシップ・自分の知らなかった自分を見つけてさらに自分が輝けるリーダーシップを育てていく」この目的を自己肯定感の低さで無駄にしていたと今振り返れば、ひしひしと思います。


自己肯定感やセルフコンパッションについて色々知ってから、自分の日々の生活や考え方を見つめ直す機会ができました。
だからこそ、セルフコンパッションは自分の生活をプラスにできるものの重要な1つだと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
Have a nice day!


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