父が作る、娘への料理
こんばんは。
しずおかです。
9/30から久しぶりにnoteのお題企画が始まりましたね!
わたしも「#我が家の秘伝レシピ」について
投稿したいと思います。
* * * * *
久しぶりの帰省
コロナ禍のためずっと帰れていなかった地元の静岡。
祖母の葬儀の3月以来、やっと帰る事ができました。
半年以上も地元に帰らないなんて初めて。。。
久しぶりに家族に会えて本当に嬉しかったです。
父の67歳の誕生日を大好物のうなぎ屋さんでお祝い。
甥っ子は1歳になり、伝い歩きだったのが
しっかり歩いていて成長にびっくり。
3歳の姪っ子はディズニープリンセスの名前が
言えるまでになっていてこれもまたびっくり。
ラプンツェルが一番好きみたいです。
(次はラプンツェルグッズプレゼントしよ♪)
”さしすせそ”の行がまだ苦手なので、
シンデレラのことをチンデレラ
と言ってしまうのが本当にかわいかったなー。
子どもの成長は本当に早いですよね。
次会うのも楽しみです。
帰省ご飯の定番
父がはりきって毎回オシャレな朝食を作ってくれます。
今回のメニューはスクランブルエッグ、ホテルブレッド、
エビ、ポテトサラダ、フルーツ、牛乳、ヨーグルト。
花柄のお皿にメインのスクランブルエッグとパン。
他のおかずは全部小皿にそれぞれ盛るというこだわりよう。
パンにつけるジャムは丸ごと苺のジャムに
蜂の巣ごとはいったハチミツが用意されていて、
ヨーグルトもうんちくを説明されたけど忘れましたが←
なんか特別なものだったらしいです。
ほんと女子力高っ!!!
巣蜜のハチミツなんて初めて食べました。
とても濃厚で自然な甘みが染み出ていて
本当に美味しかったです。
あー写真撮っておけばよかった・・・。
「#我が家の秘伝レシピ」
それは父が作る焼きそばです。
わたしの地元はB級グルメの
「富士宮やきそば」が有名です。
富士宮やきそばの特徴は、
麺のコシ。
一般的なやきそばは「蒸し→茹で」の工程で製造されますが
「蒸し→冷やし」とすることで、
水分が少なくコシのある麺になるそうです。
富士宮やきそばの麺は
市内に何個か製麺所がありますが、
いろいろな事にこだわる父が検証した結果
めんの叶屋さんの麺が一番お好みとのこと。
そんな叶屋さんの麺を使った父が作る焼きそば。
材料はシンプルです。
大き目に切ったキャベツと、
肉かすを刻んで入れます。
肉かすも静岡ならではですが、
ラードをしぼった後に出る“かす”を油で揚げたもので
天かすの代わりが肉かすという感じです。
味付けは塩!
油の代わりにラードを使うので甘さも交じり
塩気と甘みが絶妙なバランス。
仕上げにはだし粉をたっぷりかけます。
そして、秘伝ポイントは
イカの姿フライを割って入れること。
魚介のいわしの削り粉ともマッチして美味しいです。
毎回作るたびに
イカを入れるのが美味しいんだよ~。
と得意げに自慢してくるので、
この”自慢も込み”な秘伝レシピです。
なぜか2人前作るのが困ります...
でも食べてる姿を喜んでくれるので
娘は無理して食べます。
今回の帰省でも作ってくれたので
写真撮っておけばよかった・・・。(2回目)
* * * * *
わたしと一緒に食べるご飯が
一番おいしいよとつぶやく父に対し
(あと、何回一緒に食べられるのかな)
なんて心の中で思ってしまったのは
新富士駅の改札で待つ父の姿が
少し小さくなっていたことに気づいてしまったから。
心がキュッとなり
苦しく切ない気持ちになった帰省でした。
(しずおか)