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雨もそう悪くないなと思えたパリの美術館の話 (パリ旅3日目・午前編)【きまま日記14】
こんにちは、にしうらです。
今回の日記も引き続き、2023年6月のフランス・パリ旅行で巡った美術館&博物館レポです。今回は3日目の午前編。
1日目、2日目(午前&午後)の分はきまま日記のマガジンからどうぞ。
3日目午前
明日の午前中には空港に向かうので、今日がパリ観光の最終日となる3日目。
起きてホテルの窓から外を見るとなんと暴風雨!
昼くらいからは晴れの予報だったので、天気が落ち着くまでホテルで休もうかな…と思ったのですが、パリ最終日なので時間を無駄にしたくない!と朝食をすませて雨と風が降る中、傘を手に外へ。
最寄りのメトロ駅へ歩く途中、周りを歩く人も結構傘をさしていたので「強い雨の時はさすがにフランスの人も傘さすんだなあ…」と思っていたら前を歩いている女性、晴れの日と変わらない感じで普通にすたすた歩いててびっくりしました。
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メトロの駅まで着いたら、あとは地下なので移動は割と楽。
この日はモンパルナスの方へ移動します。
郵便博物館
Musée de La Poste
パリ15区、モンパルナス駅近くにあるフランスの郵便に関する歴史と文化を紹介する博物館。こちらもカルナヴァレ博物館同様、長期にわたる改装工事を経て、2019年11月23日にリニューアルオープンしました。
一階の受け付けでチケット(€5)を購入、5階までエレベーターで上がって下の階へ下っていく形で5〜3階の展示室を見ていきます。
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4、5階の歴史展示も楽しかったけど個人的に3階のフランスで発行された切手の原画を飾っているコーナーが面白かったです。
郵便博物館でザオ・ウーキーの絵を観れるとは思わなかった。
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2階はミュージアムショップで可愛い文房具や絵葉書、切手(新しいものから古い切手まで)なども購入できます。初日にル・カレ・ダンクルで購入しそこねた切手をここで購入。
店員さんに「日本へ絵葉書を送る用の切手はありますか?」と聞いたら、エッフェル塔の記念切手を勧めてもらいました。かわいい。
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「この切手なら世界中どこの国でも送れるよ!」とのこと。
切手や郵便が好きな人ならたまらない博物館です。
人も少なくてゆっくり観れるのでおすすめ。
2階のミュージアムショップ部分はチケットを買わなくても入ることができるので、博物館を見る時間がなくてもお土産やポストカード、切手を買いに立ち寄るだけでも十分楽しめると思います。
郵便博物館を出たあとは雨の勢いも少し落ち、小雨がぱらつく程度になっていました。5分ほど歩いて近くのブールデル美術館へ向かいます。
ブールデル美術館
Musée Bourdelle
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ブールデルを知らなくても、この彫像に見覚えがある人はいるんじゃないでしょうか。
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上野の国立西洋博物館の前にあるこの作品と同じものです。
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ここはフランスの彫刻家、アントワーヌ・ブールデル(1861-1929)の美術館。彼の遺族によってパリ市に寄贈されたアトリエとアパルトマン、作品を元に1949年に設立されたパリの市立美術館で、常設展部分は無料で見ることができます。
2年間の改装を終え、今年の3月にリニューアルオープンしたばかりだそう。
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アトリエも展示室もよかったけど、自分が一番気に入ったのは中庭の植物の中に彫刻が展示されているコーナー。
雨のせいで足元はぬかるんでいたけど、緑の中に大きな彫刻が佇んでる光景がとてもかっこよくて、その光景に見とれながら散歩しました。
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屋外で雨露に濡れた彫刻はきらきらと光って、室内に展示されているものとはまた別の表情に見えました。
朝起きた時はあんなにがっかりした雨が、今では「そう悪くもないかも」なんて思えたり。
室内で見る美術館だったら、こう感じることもなかったんだろうな。
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彫刻のよい所は、周りをぐるぐる回って自分の好きな角度を探せる所。これは《アルヴェアール将軍騎馬像》の馬すごくかっこいいなあ…といろんな角度から眺めた後に撮った写真です。
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ちょうど時期の紫陽花も綺麗に咲いていました。
彫刻家の美術館って今まであまり回れてなかったけど楽しかった。
次にフランス行った時はロダン美術館とカミーユ・クローデル美術館(こっちはパリから一時間くらい離れてるけど)に行きたいです。
…と、ここまでが3日目の午前中(ブールデル美術館出た所で13時半くらいでしたが)。午後はパリ市立近代美術館、ヴィクトル・ユーゴー記念館、オルセー美術館の3つを回ったので、また来週のきまま日記で更新します。
それでは、また来週。
2023.07.26
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2023年6月パリ旅行記・まとめリンク
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