筋トレで身体を痛める人が急増中!関節が痛いときにまずやることとは⁉

こんにちは! 
「理学療法士トレーナー」の熊田純一郎(くまだじゅんいちろう)です。

今回は「関節を痛めた時、違和感が出た時の応急処置」についてです。


結論から言うと、

関節を痛めてしまったときは、

『痛くなった関節の「隣の関節」をストレッチしてください』


つまり

「腰」が痛いときは「股関節」や「胸」のストレッチ。

「首」が痛いときは「胸」のストレッチ。

「膝」が痛いときは「足首」や「股関節」のストレッチをするという事です。


▼なぜ、痛くなった関節の「隣の関節」をストレッチしてするのか?

まず、どこかの関節が硬くなると、

その関節が動く範囲が狭くなってしまうのは想像できると思います。

問題は、

「その狭くなった分の動きをどのように補って(代償して)身体を動かしているのか?」です。

通常は、硬くなってしまった関節の隣の関節が頑張ることで動きを補っています。

頑張るとは、、?

例えば、

足首が硬くなると、しゃがむ際に足首周りの筋肉は使い物にならないので、

その分、「膝の筋肉が足首分の労力を補う」といった感じで、動作を遂行しようとしています。

そして、膝の筋肉が疲れてしまい、補いきれなくなったところで症状が痛みとして表れてしまいます。

足首が硬い人が、スクワットをやりすぎると膝を痛めるのはこういった理由からです。

痛みや、関節に違和感が出現したときは、

痛みのある関節に問題があるというよりは、その周りの関節が硬くなている場合がほとんどなので、

痛くなった時は、
「痛くなった関節の「隣の関節」をストレッチする」という事を覚えておくと応急処置として便利だと思います。


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