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ソーシャルグッドな仕事がしたいと思った理由

前回の記事で、アップサイクルの仕事(廃棄予定のものに価値を見出して再生させる)に興味があると触れました。

そこからまた頭の中にいろいろなことが浮かんできて、やっぱり自分は社会貢献になる仕事(=ソーシャルグッドな仕事)がしたいってところに行きつきました。今日はそんな話を書いてみる。

ここまで、自然派✖️旅✖️稼ぐ をテーマに考えてきたし、それはこれからも変わらないけど・・・
「稼ぐ」の部分は、少しでも社会貢献になることがしたい。ああ、どう回り道をしてもやっぱりわたしはそこなんだなって、ちょっと面白くなっちゃった。笑


目を引くアップサイクル作品との出会い

アップサイクルということば自体は前から知っていたし、なんならそういう商品を買ったり使ったりしたこともある。でもどこかそこまで身近には感じていなかったというのが正直なところ。

いまわたしは和歌山県でみかん収穫のアルバイトをしているんだけど、とある温泉施設に行ったときにお土産コーナーでとても魅力的な商品に出会った。
それは、みかん流通のために使われる木製のパレットをアップサイクルした、ティッシュケースや小物入れ、コースターなどなど。(一番下にURL貼ってます)

木でできているから見た目が美しいのはもちろん、アップサイクルしているという説明文に、なんで素敵なんだろうと胸が躍った。
みかんの仕事でパレットを日々目にしているからこそ、あれがこうなるのかー!と感動し、アップサイクルというものを、初めてめちゃくちゃ身近に感じた。

心が惹かれる理由

今回のように、うわぁーーこれいいーーー!!と心が反応するものがある。わたしの中での理由はみっつ。

自然素材は癒される
単純に、人は自然に触れると癒される。森林浴とまではいかないけれど、木材やナチュラル素材の家具や小物、家ってとっても気持ちよくてリラックス効果がある。

地球に寄り添う心に惹かれる
木材は、地球の大切な資源。わたしたちの生活に欠かせないものでありながら、一方で、かならず寿命があるものでもある。
だからこそ、できるかぎり長く大切に使いたい。そんな気持ちが表れている作品はつい手にとりたくなる。

丁寧に生み出されたものは愛をもたらす

大量生産じゃないということは、大量消費でもないということ。ひとつずつ手作りされたものには、「長く大切に使ってほしい」という想いが詰まっているように思う。
そういうものを購入したときは、絶対大事にしよう、一緒に歩んでいこうというような気分になる。そうやって暮らす生活は楽しくて、そしてものを大切に扱うと、自分もまわりの人も大切にできるような気がする。
つまり、そんな作品はゆたかさや愛を与えてくれると思う。

やっぱり地球への愛に戻ってきた

お土産屋さんでのそんな経験を経て、ああ自分も地球の循環に貢献したいなぁって強く思った。

実は昔、ゼロウェイスト量り売りショップをやろうと思ったことがあるんだけど、そのときはいろいろとタイミングが合わずにやめちゃったんだよね。(※ゼロウェイスト=ごみゼロ。食品の梱包なし・マイ容器持参)

今は「自然派✖️旅」をテーマにかかげているから、実店舗の開店(特に食品)はちょっとわたしには合わないかなと考えているんだけど、自分の中心にあるのは結局エシカルだったりサステイナブルだったりの部門なんだなぁ。一度離れたけど戻ってきたなぁという感じ。

「地球一個分の暮らし」のための仕事

仕事というのは人生に欠かせなくて、捧げる時間も長いもの。毎日積み重ねていくものだから、地球に負担をかけたくないと思ってる。かといって完全な狩猟生活・自給自足にしたいわけではない。

わたしたちの営みと、地球の営み。バランスをとれるところがきっとあると思っていて、それが「地球一個分の暮らし」。地球が自然に再生できる資源量だけで暮らすということ。今のわたしたちは、消費が早すぎて、資源が足りなくなっていってる。

地球一個分の暮らしを目指すことは、地域への貢献、国への貢献、地球への貢献になるんじゃないかな。そういう生活・仕事をしていきたいんだ。

特に廃棄物(モノ・食べ物)やエコビレッジに興味があるので、今後調べていきたい。


和歌山県 SIL PALLET WORKS さん


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