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娘の記憶

友人が昔を懐かしむように話してくれたこと

娘が一生懸命話したくて仕方ないって感じで
友人に「聞いて聞いて」と話しかけ

「ねぇ!ママ!言っちゃっていい?ねぇ、いい?」
って私にむかって聞いて

私が「いいよ」
って言ったら友人に


「ママね、甲状腺の病気になっちゃって太っちゃったんだよ!」

私が鬱の薬の副作用で太ってることを娘にはそう伝えてあった
それを友人に説明したかったみたい

私との秘密を友人に話したかったんじゃないかって


ママね、
病気だから太っちゃったの仕方ないんだよ
病気がよくなれば痩せれるんだよ
病気だから一緒にたくさん遊べないんだよ
病気だから仕方ないんだよ
病気だから…



そうやって友人に色々話をしてたと教えてくれた


でも、そんな可愛い言動ごと
私の記憶にはない
可愛かったイメージはあるのに、どんなことがあったのかの記憶がない

薬漬けになり
ほぼ寝たきりで
すっぽりと抜け落ちたその頃の記憶

その中にある娘の記憶も
こうやって人から聞いて知ることが多い

ごめんね

どんなに後悔しても戻らない



友人の話によると

いつも「ママ!ママ!」って
私を呼んでくれていたらしい

ママを大好きな子だったよ、って




今、少し生意気で
でも私の病気を心配してくれて
素直に優しさを出せない子だけれど

やっぱり私を好きでいてくれてるのは伝わってくる



小さいとき、100%で応えてあげられなくてごめん

遅くなってしまったけど

今からは私の100%を贈り続けるね



私の娘に生まれてきてくれて


ありがとう



*過去に書いたものになります
最近になって思い出せるものも増えてきました♡︎

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写真お借りしました♡︎
ありがとうございます(ㅅ´ ˘ `)☆*。


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