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アダルトチルドレン回復日記 ~過去、救い~ 【重要なことを追記しました】

【琴線に触れる】


カフェで泣く。という経験をしたのは、久しぶりだった。

でも、カフェで一人で涙を流したのは、初めてだった。

皆さんはあるでしょうか。カフェで泣いた経験。

もちろん、わんわん泣くのではく、しくしくと泣くことになった。

【どうしてこうなった?】


それは、以前から紹介している。

【恋愛依存症】

という本に、過去の自分を救うことが書かれていたからだ。

これは「何もしない自分」を肯定することを
続けていた2ヶ月の間に起こった出来事だった。

仕事を終えて、ドトールコーヒーで恋愛依存症(本)を読むために
席に着いた。

この時、本を読み終えるまでに、ラスト5分の1程度になっていた。

そこにかかれていたのは、過去の自分のトラウマを救う、ある方法だった。

以前なら、そんな方法論みたいなもので簡単に過去を洗い流すことなんて
できっこないと思ったでしょう。

でも、自己肯定していた僕がその内容と出会ったのだから、
反応はもちろん違いました。

僕は、何の疑いもなく、その本に書かれてある通りに取り組み事にしました。
というか、すでにやることが決まっていたみたいに、気が付いたら
本に書いてあることを実践していました。


【何をしたか。(あくまで僕の場合にアレンジしています)】


全部で、1~6のステップです。
実際に、具体例として行ったことです。

1.まず、自分のトラウマの核になっている場面を想像します。

2.僕は中学校受験で失敗した時に、母親にも人と比較されて見放された過去がありました。その時僕は、ベランダに体育座りをしながら隠れていました。消えたいと思っていました。

3.想像の中で、今の自分を登場させ、その体育座りをしている過去の自分を「優しく」抱きしめてあげます。
(僕は実際に身体を動かしてドトールで大げさではない程度に身体も使っていました)

4.優しく抱きしめながら「もう大丈夫だよ」「(今の)僕がここにいるよ」「よく頑張ったね」「しんどかったね」と共感や励まし、自分を認めてあげられる言葉をかけてあげます。

5.他の登場人物を登場させます。過去の自分のトラウマに関わりのあった人物。(僕の場合は家族)

6.その人物に対して過去の自分が思っていたことを、今の自分が代弁してあげます。
(僕の場合は、できなかった自分を認めてほしかった。味方でいてほしかった、消えたいと思っている自分を探してほしかった、慰めてほしかった。そんな気持ちを想像の中で強く家族にぶつけました)
この時、想像の中で過去の自分をかばうように今の自分が立ちはだかって、家族に気持ちを伝えていました。自然にそういう行動を想像していました。

※6が一番大事な作業です。大事な作業なので詳細は下記。

以上です。

この3.4を行う時に、僕は涙が込み上げてきました。

集中していてどれだけの時間が流れたのかもわかりませんでした。
でも自分の本音、琴線に触れる出来事だったのだと改めて実感しました。


【6の超大事な部分】


過去のトラウマを「~~された」という認識でいること。
それは、常に自分が被害者の立場を取ることです。


被害者の立場を取ることで、デメリットがあります。
※この意識が超大事だと僕は考えています。


【被害者意識の無意識の宣言】


「~~された」という言葉は、相手がいます。
そして、自分の感情があります。
悲しかった、悔しかった、恥ずかしかった。辛かった。

「~~された」をそのまま受け入れることは、

相手次第で自分の人生が悲しくなる。(辛くなる、悔しくなるetc)


前提として

「自分に自分の人生や感情を決める力はありません。」

という宣言をしているのと同じ。

=自分の人生を選択する力が自分にはない

だから、「~~された」という被害者意識のままでいるのは

危険だと僕は考えているし、自分が可哀そうだと思います。


【これに慣れると「ふさわしい」に変わる】


自分の人生を自分で決める力がない。

宣言を無意識に続けていると、嬉しくない変化が訪れます。


本当に無自覚のまま、その状態がふさわしい。


という

ヘンテコな信念が出来上がる。

こうなると、外の世界からの刺激を
そのフィルタを通して見てしまう。

すると、誉め言葉を素直に受け取れなかったり、相手の意見を否定から入ったり。

自覚することが大切だと思います。

【不思議なこと】


その日から不思議なことに、過去のトラウマの場面を想像すると

体育座りしていた自分の傍には、いつも今の自分が立ちはだかって
存在していることに気が付きました。

過去の自分が一人きりから脱出できたのだと、今の僕も安心しました。


この話には、少しだけ続きがあります。

長くなってしまったので、次回書こうと思います。


※今回ご紹介したトラウマとの向き合い方は
あくまで、僕の場合を書いたので人それぞれやり方は
異なるのだろうと思います。


【追記部分:新たな試み】

それと、Xを始めることにしました。
「恋愛依存症」という本について、為になりそうな
文章を抜粋して呟くことにしました。
本を読む暇がない人にも少しだけでも、触れていただき
自己理解に繋がるフレーズがあれば、幸いです。


つづく

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