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欲したものは全て手に入らない 自我を願い 歩くための足を望んだ 歌と言葉を失い 絶望と身…
人間である。そこにいるのは、紛れもなく人間であるのに どうして、拾った木の枝で他人を量り …
みんなを悲しませないための 僕だけのひみつ 僕、まだ誰にも言っていないんだ あの日のこと …
冷たい部屋 心地の良いノイズ どうか鬱屈な重みと胸痛から救って この曲は悲しみを突きつける…
障碍を葬り 陶酔する束の間 降る星々は科学の子 線状の零が放つ熱と末梢を名乗る者 窓の外に…
腸と踊る日暮れ 暗がりに苦痛を述べる愚か やがては懺悔に成り果てて 無心にも神へ乞う 物言…
煙草の匂いしか思い出せない 星の子と同じ口癖で 僕の頭を撫でた 退屈だと言うと 僕の鼻をつまんだ 真理を尋ねると 微笑んで スーパーボールの星空を聞かせてくれた 己のことは必ず最後で いつも誰かを想っている 家に帰ると白くなっていて 最初は誰だか わからなかった 失っていく中で手放したくない 遠くて 遠くて 隣にある場所 似た者同士 それが嬉しくて 似た者同士 すこし悲しい いつだって探しに来てくれたのに 煙草の匂いしか思い出せない
霧に誘われ 分岐をかきわける 全てが流れる その場所で 穏やかな水面に ひとつのいのち 先…
灰色の男に囲まれて 月が泣いている ううう 街の灯りは ぼんやりぼのぼの 僕と影の隣人を祝…
倏忽に姿を消す朱の城 無常の雲煙にて 灰燼に帰す 暁闇へ身罷るそのときに 魂の居場所を顕示…