親友が夢の中にでてきて、おかしな事を言っているんだ
僕はいま、ピンク色の山を登っている最中だ。おそらく夢の中だけど。
道端に咲く花は、聞き覚えのある甲高い声でケラケラ笑っている。
どこかで聞いたなぁこの声…と考えていると、目の前に深い緑のテントが現れた。
テントに近寄ると、入り口に触れる間もなく、いつものように気色の悪い笑みを浮かべ、そいつはテントから出てきた。
『お前、今日も来てくれたんだな!』
親友が夢の中にでてきて、おかしな事を言っているんだ。
僕は、いつも通りにそいつを無視する。するとそいつはニヤニヤするのを止める