自己肯定感
私は人との距離感を適度にとる事が苦手、というより出来ない。0か100の極端な思考で、50というものが存在しない。そのため、人間関係はいつも悩むし、上手くいかないことが多い。“なんでいつも上手くいかないんだろう”と自責することもある。気になって調べてみた。
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突然だが、私の母親は いわゆる “毒親” といわれる存在。気づいたのは高校一年生のとき。はやく気づけて本当によかったが、まだ学生だから家を出ることも難しい。短大は家から近い距離だから一人暮らしする必要もないし…。なかなか家から離れることが難しい状況。
小学生時代も、中学生時代も、高校生時代も基本的に1人の友人とずっと仲良くすることが多かった。他にも友人はいるが、特定の友人といつもいることが多かった。うろ覚えだが、卒業文集の仲のいいペアランキングにランクインしてた記憶がある。他の子とも仲良くしたら?、などと先生やクラスメイトに言われることも。それがかなり辛かった。苦手・嫌いな人は絶対に関わらなかったし、そこまで仲良くなかった人とは必要最低限の会話しかしたことがない。しかし、仲良くしていても、何か嫌なことがあると突然突き放してしまうときが高校生の時から始まった。相手は、急にどうしたの?、私なにかしちゃったかな?、嫌われたかな?などと当然思うわけだ。しかも、私は相手と関わりを絶ったから本人が知ることもない。そうすれば、相手から私に関わることもなくなる。というのを今も繰り返してしまう。こうして、自分と相手の間に壁を隔てることが増えた。相手が私と仲良くしたいって思っていても、私がその相手のことを苦手だと思ってしまったときも、壁を作ってしまう。そのせいで、友人は少ないし、嫌われるんだろうと。でも、気にしていない。好きな人に嫌われるのは辛いが、嫌いな人から嫌われるのはいいと思っている。
もう1つ問題がある。それは、“自己防衛として自分の意見や考えを相手に伝えられない” こと。特に、以前お付き合いしていた人の時や母親などに対してが多かった(多い)。「言ったら面倒だと思われるし、言いたくない。私が我慢すればいい。」 と考えていて、相手に伝えられずに我慢していた。 「言ってもどうせ分かってくれないし、怒られるから嫌」 という理由もある。「怒られるから嫌」 というのは、私がなにか言えば、母親は絶対になにか言い返してくるからだ。ああ言えばこう言うってやつ。これが面倒だし本当に疲れる。だから無口になることで、それ以上攻撃されないように自己防衛を反射的にしているのだ。そうすると、蹴られたり叩かれたりするのだが。何も理由なしに話をしない訳ではない。それに、○○が嫌 などと言うと、理解できない と説明する前に否定する言葉もよく聞く。それも更に伝えたくなくなる理由に繋がっている。自己防衛をすることによって、母に向いているはずの怒りが自分の中にどんどん溜まっていく。漢方医学で言えば 「気逆/気の上衝」 というものだ。伝えないと相手も分からないのは十分に理解しているが、いろいろな理由で言えずに我慢していることが多くなっている気がする。うつ病になってもおかしくはないだろう…。毒親育ちは心身症や精神疾患になりやすいとも言われている理由だと思う。
幼少期に親から十分に愛されなかったりすることが、自己肯定感が低くなる原因でもある。自己肯定感が低いと、自己防衛で傷つかないように反射的に何かしらの反応を出している。そのため、人間関係が上手くいかずに悩んだり。
しかし、過去には戻れないし変えることもできないから、何故こうなったのか原因を深堀していき理解し、幸せな未来を迎えられるようにしていきたいと思う。