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「他者の森」から感じた事。

出来るだけ、自分の言葉で書きたい。表現してみたい。伝えたい。

と、思ってはいるんだけどついつい、引用したり今までに出会った言葉の迫力に圧倒されてしまって、なかなか自分自身の言葉で書くのは難しい。

だけど、「他者の森」という言葉に出会ってしまった。

それは、私に安心感を与えてくれました。

人はみんな誰かの発した誰かの考えた言葉で生きているっていう事実。

誰かの正解が正解になり、誰かの当たり前が当たり前になる。

歴史に名を残す偉人たちが発した言葉や、いつも読んでる作家さんの言葉や、信頼している友達や家族の言葉。尊敬する上司が言っていた何気ない一言。

その1つ1つを知らず知らずの間に自分の中で咀嚼して吸収して自分のものにして、また誰かに発信する。自分の意見として。

それは、言葉や概念が自分の中にスッとなじんでいく感じ。

それが自分を作る。

これは、ただ全部を吸収しているだけではないんですよね、きっと。

大事なのは「自分で選んで決めている。」という事。

いろんな考え方に出会った時に何を吸収して何を捨てていくか。

その時だけじゃなく、あの時のあの言葉。今だったらすごく分かるって時間差で理解することもある。

他者の森から、自分が好きなフレーズや、行動や、使命や、考え方や、話し方、仕草、理想、概念、、、、エトセトラ。

これもぜーんぶ自分の思い通り、自由自在だってことなんですよね。

そして、自分が見えてくる。輪郭がおぼろげながら、見えてくる。

一時期自分とは一体なんだ?何者なんだ?と自分探しをしていました。これって一度は誰もが、とまでは言わないですが、考えた事があるテーマだと思います。

その沼にハマって、、自分には何が出来るのか?

自分が生まれてきた使命はなんだろう?

とかね。難しい事ばっかり考えちゃってたんです。

でもね、「他者の森」という言葉に出会ってそれこそ、その言葉を咀嚼して吸収した瞬間に世界が変わりました。

今は旅の途中。そんなの旅が終わる頃に分かれば問題ないってね。今答えを出す事じゃない。

幸せも一緒。今幸せかどうかなんて、答えを出す必要は全くない。

旅をしてる時は、その土地の風を感じて音を聞いて匂いを嗅いで、五感をフルに使ってね。自分が赴くままに散歩して、いろんな人に出会って、そういうのが醍醐味ですもん。目的がある旅も、もちろん素晴らしいけれど、、目的を無理矢理つくらなくったっていい。

そう、旅の途中であるならば、変化を恐れずに他者の森にたくさん触れて自分をつくっていけばいいんだと思う。

旅が終わる頃までに、ゆっくりとね。

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