【なにぬ猫んちのタイごはん】ケーンパー
いつもはイラストでの更新でレシピは本家ブログでご紹介するスタイルですが、noteで「#うちのカレー」なるものが開催されてるということで今回は特別にレシピも掲載の第2弾。
1回目はこちら↓
今回もタイカレーの中ではちょっと変わり種、だけどスゴイ実力派をご紹介します。
🥄 その名も森のカレー、ケーンパーแกงป่า
ケーン=スープ、パー=ジャングルで森のカレー。
海のない内陸部の、森で採れる材料だけで作るのでこの名前がついています。
タイカレーには珍しいココナッツミルクが入っていないカレーです。
サラッとスープタイプ、ハーブと胡椒の辛味がとっても爽やか。
ハーブの香りが体の隅々までしみ込んでいって元気になれる気がするので、体調が落ちてるな、心が疲れてるなって感じる時によく作るレシピです。
🥄 ケーンパーの基本の作り方
作り方
バジル以外の材料をひと口大に切っておく。
鍋に油とレッドカレーペーストを入れ弱火でよく混ぜながら香りが立つまで炒める。
水を加えて煮立たせ、豚肉を入れ火が通るまで煮る。
塩、ナムプラー、砂糖を入れて味つけし残りのスパイスと切り分けておいた野菜を入れ更に煮る。
全体に火が通ったらバジルをちぎり入れ火を止めて出来上がり。
🥄ここがポイント
何はなくとも生胡椒をぜひ。
コリコリっと噛み締めた時に口中から鼻にぬける刺激と香りが主役といっても差し支えないほど。
タイ語で辛いはペッ(ト)といいます。
唐辛子の辛味はこのペッ(ト)で表現しますが胡椒の辛味はローン(熱い)。
同じ辛いでもスパイスで表現が違うのはさすがスパイス大国ですね。
タイは茄子が何種類もあってケーンパーには2~3種類使うのが普通。
日本の長茄子もじゅうぶん代用できます。
記載の材料の他にもマイタケやキクラゲなどのキノコ類を入れても。
煮崩れしないタイプの南瓜をひと口大にスライスして入れると辛味のなかの口休めにもなります。
お好みの野菜でどうぞ。
🥄代替えできる材料は?
緑の丸茄子はピンポン玉大の可愛らしい茄子で生食でも食べられるポピュラーなものです。
小粒丸茄子はグリンピースによく似た風貌のちっちゃな茄子。
サイズが違って見た目にバリエーションがでますがここは割り切って長茄子一択でも大丈夫(笑)
トロっとなるまで煮込む必要はなくサッと火を通すくらいでOKです。
スパイスの調達が難しめですが森の滋養たっぷりの本当にエキゾチックなスープカレー、ぜひ挑戦してみてください。
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