変わってしまった
この前、高校時代の友人から電話があった。
一通り彼女の話を聴き終えると
すごく感謝され、こう言われた。
「○○と話してると高校時代に戻る」
それを聴いて何とも言えない気持ちになった。
私はいったい何なんだろう。
昔とはまるっきり変わったのに。
「高校時代に戻る」
つまりその頃が彼女にとっては良かったということだろう。
けれど、私は思い出せば思い出すほど
辛かった感情しか出てこなくて苦しくなる。何故?
その頃の友人達とも合わなくなり関わらなくなった。
彼女は今でも仲良くしているらしい。
そんな私でも以前は、高校時代が大事な時間で
そこで出会ったのも良い人ばかりだと思っていた。
できればずっとそうでありたかった。
大事なものがなくなるのは辛い。
自分でもよく分からない。
何でこんなにも過去への見方が変わってしまったのか。
ずっとこのことにモヤモヤしていた。
けれど彼女の言葉を聴いて、それを再認識させられたのだ。
いっそ全部なかったことにできたらいいのに。
こんなことを話せる相手もいないから
ここに書き連ねている。