キオクとキロク

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最近の記事

この"好き"はどこへ行くんだろう

    • 今年は思わぬ場所で思わぬ出会いがあった。 大切な人に出会えてよかった。 想定外は悪いことばかりじゃないんだ、きっと。

      • どんなにくだらない不安でも「大丈夫だから」って言ってくれる人がいる、今は。私はきっと、そういうのが欲しかったんだ。

        • 名前のいらない、フラットな関係性がほしい。あったらいいのに。この世の中なかなかそんなもの存在しないよね。

        • この"好き"はどこへ行くんだろう

        • 今年は思わぬ場所で思わぬ出会いがあった。 大切な人に出会えてよかった。 想定外は悪いことばかりじゃないんだ、きっと。

        • どんなにくだらない不安でも「大丈夫だから」って言ってくれる人がいる、今は。私はきっと、そういうのが欲しかったんだ。

        • 名前のいらない、フラットな関係性がほしい。あったらいいのに。この世の中なかなかそんなもの存在しないよね。

          Christmas without you

          クリスマスといえば、 どうしても忘れられない記憶がある。 かつて大好きな推しがいた。(元推し) 彼のいるグループが、クリスマスにライブをすると知らせがあった。それも学生時代を過ごした街で。 特別感を味わいたい私は、迷わず行くことに決めた。 大切な場所で大好きな人たちに会える、そのときの私にとってはこの上ない幸せだったはずだ。 彼らに会えるのがこれで最後になるなんて そのときはまだ、知らなかった。 ライブ当日はというと、 クリスマスのコスプレをして恥ずかしげな彼らが出てき

          Christmas without you

          変わってしまった

          この前、高校時代の友人から電話があった。 一通り彼女の話を聴き終えると すごく感謝され、こう言われた。 「○○と話してると高校時代に戻る」 それを聴いて何とも言えない気持ちになった。 私はいったい何なんだろう。 昔とはまるっきり変わったのに。 「高校時代に戻る」 つまりその頃が彼女にとっては良かったということだろう。 けれど、私は思い出せば思い出すほど 辛かった感情しか出てこなくて苦しくなる。何故? その頃の友人達とも合わなくなり関わらなくなった。 彼女は今でも仲良

          変わってしまった

          愛は呪い

          幸せは終わるよりも、変わるほうが悲しい。 そう思う。 とても複雑なことがあった。 簡単にいえば、 かつて大好きだった存在がそうでなくなった と思い知らされたこと。 けっこう大きなニュースだったので、目に触れてしまった。 そこには元推しの名前があった。 過去の私だったら死ぬほど喜んでいたはずだ。 でも今は受け入れられない、心が。 心がどうしても拒否反応を起こす。 自分にとって大好きで大切だった存在が 変わってしまうこと。 特に嫌いになってしまうこと。 それほど悲しくて辛い

          愛は呪い

          一方通行じゃなかったら

          『人は、人によってしか幸せになれない』 昔どこかで聞いた言葉を思い出す。 事実そうかもしれない。 今日も世界はカップルで溢れている。 彼、彼女らを横目でみながら その幸せが分からない私がいる。 そもそも、私はふだんから異性に興味がないし 恋愛体質とはかけ離れた人間だ。 気になる人などめったに現れない。 それが関係しているのか、 今までまともに好意を抱いてきたのは 雲の上の人ばかりだった。 ◇ 最初はアイドルだった。 中学生のころ、テレビに映る彼に一目惚れした。 そ

          一方通行じゃなかったら

          変わらないでほしい

          今日から推しに会えなくなる、1年半。 数日前の夜。 スマホを見ると通知が溜まっていた。 何気なくタップすると "活動休止のお知らせ"の文字。 全身に緊張が走ってパニックになりながらも 内容を確認する。 そこには推しが ある理由から1年半は活動を休止すること、 そして来年戻ってくるということが 書かれていた。 ただ声をあげて泣いた。 今こんなことが起こるなんて、思ってもなかったから。 頭が真っ白で何もちゃんと考えられない。 無心で音楽を流しながら、 ただ溢れてくる感

          変わらないでほしい

          いつか

          今日、国民的アイドルグループが解散する。 そのファンである友人は、彼らについて 「いつの瞬間も最高だった」と私に言った。 私の目には、彼らの解散はもっとも理想的で 美しいものに映っている。 まるでフィクションみたいに美しいエンディング。 たしかに終わることは悲しい。 これを書いている今も、やるせない気持ちになっている。 でも、自分たちのすべき事を全うして 最後まで格好良い姿のまま、 ちゃんとファンが納得する形で終わりを迎える。(受け入れるのが辛いファンもいるだろう。)

          いつか

          文字にできるなら

          「愛してる」って言えない。 残念ながら身近にそういう相手はいないけれど、 なぜか、ずっと絶えず推しはいる。 今の推しの話。 彼のファンが「大好き」とか「愛してる」 とよく言っているのを見かける。 私も彼のことがとても大好きだし、 心から尊敬している。 この感情ってカテゴリ的には、愛なんだと思う。 上手く言えないが、彼に対しては 深い想いが自分のなかにある。 大好き、は少しくらい言ったことがあるかな。 でも愛してる、とは言えない。 というか言ったことがない。 それは恥ず

          文字にできるなら

          儚いもの

          なぜ儚いものばかりが 美しく見えるのだろう ある曲の、深く心に響いたワンフレーズ。 これを聴いて、私のなかで色んな思いが巡った。 今好きな推しは、儚さをいつも身に纏っている。 でも、そんな見た目とは裏腹に 強くて芯があって、ストイックで一生懸命… 考え方や言葉が素敵。 クールに見えるけど、愛情が深い。 弱い私からしたら、 強くて格好良くてたらないのだ。 尊敬してしまう。 けれど一方で、 彼には陰みたいなものを感じられるし、 本当は寂しがりや。 真面目で責任感が強くて

          儚いもの

          春にさよなら

          春が思い出させる、くだらない記憶。 高校卒業あたりのことを書きたいと思う。 私には好きな先生がいた。 先生への恋というのはよくある話だが いわゆるそういう話に登場するような'先生' ではなく、かなり変人だった。 別に格好良くもないし、2回りも年上。 一見すごい冷たくて絡みづらい。 ひねくれていて自虐的。教師らしくない…… でも本当は情熱的で、優しいところもあった。 自分でも何で好きになったのかよく分からない。 まぁ、気づいたら好きになっているのが 恋というものらしい

          春にさよなら