[コラム]一歩踏み出せない人に言いたいたった一言。
ちょうど2年程前
トイレの壁に
ある紙をはった。
その紙には
人は関係ない。
その人は自分を幸せにはしてくれない
自分を幸せにできるのは
自分だけだ
俺の人生だもん
恥ずかしくていいじゃん
と書いてある
当時の僕は
恥ずかしくてすぐにはがしてしまったが
周りで落ち込んでいる人がいて
その人を勇気づけるために
もう一度はり、写真を撮って送った。
そのおかげで、今も写真が残っている
恥ずかしい
という気持ちは
僕の人生に多大なる影響を与えてきた
うまく話せなくて恥ずかしい
ガリガリで恥ずかしい
髪がサラサラで恥ずかしい
おでこが広くて恥ずかしい
字が汚くて恥ずかしい
学歴がなくて恥ずかしい
貧乏で恥ずかしい
美容師で恥ずかしい
美容師で恥ずかしいと思った時
僕は美容師をやめた。
全く別の仕事に転職し、半年がたった頃
今度は美容師じゃない自分を
恥ずかしいと思うようになった。
夢から逃げた自分を
恥ずかしいと思うようになった。
同調圧力が嫌いで集団行動も苦手な僕は
フリーランス美容師として
島根でチャレンジできないかと考えた。
でも、きっとうまくいかない
どうせうまくいかない
失敗したら笑われる。
そしたらもっと恥ずかしい
ある人からはこう言われた。
「そんなんで成功するのなんか
ほんの一握りだ。」
変に納得してしまっていた
その方が楽だった。
恥ずかしい思いをしたくない僕は
気づかぬうちに、
諦める癖がついていた。
チャレンジしたいけど
中々一歩が踏み出せない
人の目ばかり気にして
言い訳を繰り返していた
僕は、思った
明日死んだら
絶対に後悔すると
どうしても自分には勇気を出してもらわないと困る
そして、今出ていても、明日はわからない
明後日はわからない
来週はわからない
そのくらい
僕はすごくネガティブだった
僕は自分と約束する意味もこめて
未来の自分に手紙を書き
必ず見る、トイレに貼った。
今僕は、フリーランス美容師として
家族をやしなっています。
会社員だった時の倍、休み
会社員だった時の倍、稼がせて頂いています。
あの時の自分には、すごく感謝しています。
これを読んでいるあなたは今、
同調圧力に苦しめられていませんか?
失敗したくない。そう思っていませんか?
恥ずかしい思いなんてしたくないですよね?
でも、恥ずかしいってなんでしょう?
恥ずかしくなければ、自分は幸せなんでしょうか?
自分の幸せとは、誰が決めるんでしょうか?
もし良かったら、あなたも、未来の自分に、
落ち込んでいるであろう自分に
エールを送ってあげてください。
誰かに言ってほしい言葉を、伝えてあげてください。
え?そんなの恥ずかしい?
よくぞ言ってくれました。