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映画【ラストマイル】を観た。


フィルマークスに書ききれない。
感情が止まらないので溢れるままに記録。

アンナチュラルと、MIU404と、中堂さんが
大大大好き。
絶対に公開日に観るぞ!と意気込んだものの、
仕事やら台風やらで公開から1週間も過ぎてしまったことが悔やまれる。

観終わった直後の感想は、
まさに【世界は誰かの仕事でできている】だな
ということ。

物流を支える人々の仕事に対する誇りと熱量、
ドラマの人物たちが、それぞれの仕事を今の世界線で懸命にこなしていること。
すっっっっごくかっこよかった。

私は今までの自分の仕事に、真剣に全力で取り組んできました!と自信を持って言えないな、と思い恥ずかしくなった。


物流が途絶えることの、影響の大きさ。

目の前で人が死にかけているのに、利益ばっかり考えるなよー!と思った一方で
流れが止まってしまったらその先で死ぬ人がいるかもしれないのか。

あーーーーーとなった。

私が死んだら何か変わるのかなと思っていた時期もあった。
でも、人ひとり死んだところで世界は何も変わらない。死は救いじゃない。
あることないこと言われるだけ。

それに、人間は結構しぶとい。
簡単には死ねない。

たくさんの人を看取ってきたけど、そう思う。

ミコトの「そんな覚悟なら要らない」という台詞が印象的だった。

なにも、簡単には変えられないのが現実。
だけど、行動を起こさないと始まらないんだよな。小さくても。

ご飯食べて寝て、生きる。
どんだけ絶望したって、そうやって最後まで生き切るんだって思った。生き続けなきゃいけない。


社会人3年目になるまで、親と周りの顔色を窺って
世間一般の「普通」や「幸せ」が私の幸せだと信じて、敷かれたレールからはみ出さないようにすることだけに必死になって生きてた。

そうしたら、ダメになった。

ダメになって、今、「思い描いていた普通」とは掛け離れた人生。

レールからは、とっくの昔に外れた。

そんな私に、「仕方ないよ、我ら列車じゃないもん」と言ってくれた、私が尊敬する、とある人。

主題歌がらくたは、廃品回収車の「壊れていてもかまいません」をキーワードに作詞したと米津玄師。

感情が爆発しちゃうね。


レールにはもう戻れないし、戻る気もない。


指先一つで欲しいものが簡単に手に入るこの時代。


私の本当に欲しいものはなに?大切なものは?

見極めて、磨いて
ご飯食べて、寝て、
ただがむしゃらに、生き続けたいと思った。



中堂さんの、「クソが!」(厳密にはクッ..)を久しぶりに聞けてニヤァっとしてしまったね。

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