看護・介護現場あるある 40

排泄介助編

従来型の老健や特養では、食事はホール(食堂)に集まって食べています。

居室で食べる人も中にはいるかと思いますが、見守りがしにくいため一箇所に集まって食べてもらいます。

食べ終わったら歯磨きをしますが、

その後必ずトイレに向かう利用者さんって多いですよね。



胃に食物が入ると、胃-結腸反射と胃-直腸反射が出現するため便意を催します。この反射は朝食後に起きることが多いのですが、便秘傾向の高齢者には食後のトイレは便秘解消に有効となります。

しかし、実際は漏らしてしまったら大変だから行っておこうと思っているようです。

食べたら出す。飲んだら出すのところてん式の方が多いようです。


ここで一句

食べた後
漏らすよりベター
トイレ行く


食べた後に出現する尿意や便意を我慢して、失禁してしまうより良い方法(better)なのはトイレに行くことです。

車椅子を操作してトイレに行くのも運動になりますので、食べた後の運動を頑張ってもらいましょう。


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