看護・介護現場あるある 12
食事介助編
食べることは健康のバロメーターで、毎回食事を全量召し上がっている人は健康と考えられます。
なかには残す人もいますが、職員はもういらないのかと質問し、いらないと言われれば残した状態で下膳します。
摂取量が半量以下が続いていると心配になり、もっと食べるように促します。
職員の中には、全量摂取が当たり前と考えている人もおり、「いらない」「食べたくない」と訴える利用者さんに対して
『もっと食べて下さい』と無理に口に運び、全量食べさせようとする人いますよね。
別に食べたくないなら食べなくてもいいじゃないか。食べたくなったら食べるだろうし、無理に食べさせて長生きしてもらわなくてもいいし、その人の自由にさせてあげればいいじゃないかと思ってしまいます。
ここで一句
食べてくれ
気持ち分かるが
無理はダメ
この考え方は私だけかもしれませんが、無理に食べさせて誤嚥させたり、嘔吐させるよりもいいと思います。
嘔吐や誤嚥により肺炎を誘発させた方が命を縮めてしまうからです。
全量食べさせることが必ずしも正義ではないと思います。楽しく食べることが出来ればそれで良いじゃないですか。
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