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アラサーに起こる人生のターニングポイント
人生にはいくつかの
ターニングポイントがあります。
分岐点や変わり目、節目です。
個人によって異なると思われがちですが、
出来事の種類や捉え方の違いはあれど、
実はだいたい同じ頃に節目的な出来事が
起きているといわれています。
占星術ではその節目と読めるものの一つに
土星回帰というものがあります。
今日は私が経験したその土星回帰について、
さらっとですが言葉にしてみたいと思います。
とはいえ、難しく書くのは
あまり好きではないので、
この節目で何を感じ、何を得たのかについて
フォーカスして書きたいと思います。
占星術がわかる方には
物足りない記事になるかもしれません。
ゆるく、お付き合い頂けたら嬉しいです。
◼︎ はじめに、土星回帰とは
土星回帰とは占星術で使われる言葉です。
占星術とは生まれた瞬間の空の星の配置と、
今いまの空の星の配置とで
物事を読み解いていく
暮らしをよくするツールです。
土星回帰はサターンリターンとも呼ばれ、
生まれた瞬間の土星の位置に、
今いまの土星が戻ってくる現象です。
何が起こるかは人によるものの、
一般的には人生の転機として現れるといわれ、
結婚や出産、転職や役職に就くなど
社会的な役割に関わることが起こることもあります。
(私は出産時期でした。)
ちなみに土星の周期は約29年のため、
29歳頃、58歳頃、87歳頃の
おおよそ29年ごとに訪れます。
◼︎ 私の節目記録
⚪︎ 出来事について
あまり深くは書きませんが、私にとっては、
目に映る世界を広げてくれた節目だったように思います。
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当時育休中で
子育てだけに必死だったこともあり、
周りの友達とも疎遠だった時期でした。
視野の狭い世界に生きていました。
とにかく苦しくてひとりで号泣したり、
無気力になっていたりしました。
今まで辛いことがあっても
それなりに乗り越えて来た自信はありました。
しかしこの時期は
とても抗えない、逃げられないような状況下に
追いやられたような感覚だったのは確かです。
ただ、その長く暗いトンネルを超えた先に
前とは全く違う明るくて壮大な世界が広がっていました。
⚪︎ 得たもの
あの頃の私はなぜか、
何かしなくては乗り越えられない
と思い込んでいて、
たくさんの分野に興味が湧き、
がむしゃらに勉強していました。
占星術、
天文学、
タロット、
精神医学、
そして言葉にしようとする力…
特に占星術と、言葉の重要性との出会いは
私の人生を大きく変え、
豊かにしてくれました。
言わば、一生遊べそうな道具を見つけたような感覚です。
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実際、占星術と言葉には毎日触れています。
意識して使っているというよりは
昔から変わらぬ生活の一部のように
当たり前に触れる感じです。
私のこの節目は、
ここからのサイクルの土台作りの役割
だったように思います。
⚪︎ 星の配置について
ここで少しだけ
星の配置についても触れようと思います。
(専門的になるので、必要ない方は飛ばさちゃってください…!)
私の土星は水瓶座の最初の度数にいます。
今思えば、ここに
ちょうどピッタリ重なった時から
徐々にその予兆が現れ始め、
問題として降りかかってきたのは
水瓶座の後半度数に土星がいる時でした。
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ここには月がいて、
この月はカルミネートです。
そして魚座の最初の度数にいます。
つまり、水瓶座を終えたトランジェットの土星は、
私の魚座の月とMCに
同時に重なるということになるわけです。
体感としては、ピッタリな土星回帰より
こっちの方がキツかったんです。
土星回帰が前奏で、
月とMCに土星が乗る時こそが
本番のような感覚です。
ダラダラ悩み続けました。
おそらくオーブの影響が薄れてきて、
かつ蝕シーズンも終わった今のタイミングで、
やっと一区切りがついた感じがします。
長かった…
ネイタル月とMCあたりを
土星がウロウロしてたタイミングは
もう死ぬほど苦しい時期でありました。
◼︎ 簡単な調べ方
もしも、私の土星回帰いつ?と思われた方は
こちらの方法で、是非土星の位置を出してみてください。
今回使用させて頂いたのは
こちらのARI占星学総合研究所のサイトです。
実際によく使わせて頂いています。
または「ホロスコープ 無料」でも
他のサイトがたくさん出て来ますので、
使いやすいサイトをご利用ください。
⚪︎ 手順
①開いたページの土星の「♄」の位置を
チェックし、何度か覚えておく。
今日現在の土星は「13.42」つまり魚座(♓︎)13度にいます。
(数え度数については割愛します)
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②自分の生年月日と時間、
生まれた場所を入力し、
オレンジ色の「ホロスコープを作成する」
を押す。
(その他は未入力可能です。ただし、生まれた時間がわからない場合はレ点チェックをお忘れ無く。)
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③作成された図の「♄」の位置をチェック。
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この図の場合は水瓶座(♒︎)5度なので、
土星回帰は終わった直後ということです。
これが牡羊座(♈︎)や牡牛座(♉︎)など
12星座の若い星座にある場合は、
もうすぐで土星回帰が訪れるといったことがわかります。
(※ 星々は反時計回りで進んでいます。)
詳しい星の動きはこちらのサイト
星読みテラスでも
チェックできますので活用ください。
◼︎ おわりに
これまで占星術を難しく書くのが
性に合わず、避けていました。
ただ、月食日食明けのタイミングに
何か無性に出し切りたいと思い立ち、
言葉にすることにしました。
なんだか本当の意味での
節目というか区切りというのか、
言葉にすることで軽くなったように思います。
私はかつて、スピリチュアル完全否定派でした。
今でもその気持ちは残っています。
基本は、目に見えるものしか
信用したくありません。
けれど。
もしも今、何かしらの
節目を迎えている感覚がある方がいたら、
ぜひ星でその出来事をストーリーにして
意味付けしてみませんか?とお話したいです。
人間は責任や原因をはっきりさせたい
という本能を持っているそうです。
抱える問題や現状を、ただ理解する
ということはできないかもしれないけれど、
「星がここにいるから仕方ないんだ」と
腑に落とせるきっかけになるかもしれません。
自分の思考の範囲外からの意見として、
占星術を取り入れて腑に落としてみる。
一見、胡散臭い作業かもしれません。
でもモヤモヤが突破できるのであれば、
それでいいじゃん!
どっちだっていいじゃん!
と思っています。
それで前に進めるのであれば、儲けものです。
新月満月の星々の配置図は
毎月読んでいます。こちらもぜひ…⭐︎