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ベストじゃないベストコスメ


暑くなってきましたね。
日中は外に出ることすら嫌になる暑さですが、それでも今日は出掛けてきました。

どうしても、気になっていた「梟書茶房」に行ってみたくて。

池袋にある梟書茶房は、カフェを併設している書店で、特徴は"タイトルがわからないまま、本が買える"こと。

本には全てカバーがかけられていて、裏面に入っている紹介文を頼りに、気になる本を買えるシステムなんです。

今日は2冊購入。紹介文にわくわくして手に取ったその本たちは、普段の私ならきっと選ばない、気付きもしない本だけど、間違いなく私の今日1日を楽しくしてくれる本でした。


好きなジャンル、好きな作者、好きな作風。

自分の好みから選ぶのも良いけれど、たまにはこんな風に誰かのおすすめだけで本を買うのもいいな。

新しい出会いがあって、新しい世界観が出来て、すごく満足でした。



そしてふと、コスメもそれと同じだなと思った今日。

好きな色、好きなブランド、
そしてパーソナルカラーにあったコスメ。

これって間違いがなくて選びやすいし、確実に似合って絶対使う。だから買っちゃう。すごくわかるし、すごく良いと思うんです。

でも、ふとコスメ収納を眺めて
「なんか同じ色ばっかだな」とか
メイクをした後に
「代わり映えしないな」とか
思うことってないですか?



あえて、パーソナルカラーと全然違う色を買ってみる。普段の好みとは違う色を試してみる。

そんな選択肢を作るだけで、メイクの可能性や楽しさって一気に広がって、新しい自分に会えると思うんです。

ただ、それを自分の意思でやるのってなかなか難しいですよね。

「似合わなかったら?」
「試したいけどどう使うのかわからない」
「この色ってどう合わせるの?」
って迷いが出てくると思う。

そんな時におすすめなのが、誰かのおすすめを試してみること。どうやって使うんですか?って聞いてみるのも良いと思う。

自分では選ばなかった、気にも留めなかったアイテムが、明日の自分をわくわくさせてくれるかもしれないから。



そんな風に思って、今回の私のベストコスメはわざとサマータイプじゃない色も紹介してみました。

全アイテムでパーソナルカラーを外すと
「おいおいブライトサマーはどこいったんだ?」とツッコまれそうなので、1つだけだけどパーソナルカラーを外したアイテム。

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RMK/ピュアコンプレクションブラッシュ
04 ボヘミアンローズ
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このカラーは名前にローズとついているものの、パーソナルカラーでいえばオータムさん向けのカラー。

ゴールドやレッドパールの入ったレッドブラウン系のチークです。

サマータイプの私は、明るくて、やや青み寄りの色が得意。黄み寄りで濃い色が多いオータムタイプは1番苦手なゾーン。

だからベストコスメに入れているけど、このチークは私にとって「ベスト」な色ではないんです。


じゃあ、何でベストコスメなのか?


このカラーをふんわり頬に乗せた時に、ぐっと血色が上がって、少し上気したお風呂上がりのような印象になったんです。

それは"火照り"として抑えるべき、というのがカラー診断で言われやすいポイントなんだけど、メイクでわざと火照り感を出すのって決して悪いことじゃない。


"火照ったような頬"は、他に合わせるカラーによって、恥じらいを見せるうぶな印象も作れるし、大人っぽく色気も出せる。
夏らしさを感じる健康的でヘルシーなイメージも作れちゃう。

"火照り"は、いくらでも味方に出来る。

これはパーソナルカラーに合わせて透明感を引き出す青みピンクのチークでは作れなかったメイク。あえていつもとは違う色を入れたことで、新しくできた私のメイクの幅。


勿論、パーソナルカラーを外してるから量を調整しないとアンパンマンみたいになっちゃうし、合わせる色だって普段よりも考える。青々したメイクにこのチークは合わせない。

だけど私は「ベストな色」じゃなくても、新しいメイクの幅ができて、わくわくさせてくれたこのチークを「ベストなコスメ」に選びたかったし、それを他のサマータイプの人にも伝えたかった。


誰かのおすすめが、きっと新しい世界を見せてくれる。それが私のベストコスメかもしれない。

そんな気持ちで選んだベストコスメです。

ぜひいつもと違う自分にチャレンジしてみてね。



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