【シネマでおジャマ】ヴィム・ヴェンダース / パーフェクト・デイズ(2023)
フランスヘ行こうか、と思い立ったのはきっとフレンチ・シネマが好きすぎて。
なのにここ最近は日本愛が大きくて♥
そんな姐さんにぴったりな一本できました。
ドイツの監督ヴィム・ヴェンダースが、日本を舞台に日本人の役者さんと撮った、日本のおはなし。
映画始まって10分経過。
いやん。
😭姐さんすでに泣かされたっ!
朝日に包まれた画面一杯の東京の町。
スカイツリーのすぐ足元のアパートに住む役所広司演じるオジサマの朝のルーティン。
小さな車に仕事道具をキチンと乗せて首都高を走る。
セリフなどない。
😭なのに姐さん泣かされたっ!
こりゃかなりのモンじゃない!?
映画が?
それとも姐さんのホームシックが?
この映画、出だしから曲選がヨイ。
いずれも、オジサマ(役所広司)が長年聴いてきたカセットテープから聴こえるお馴染みナンバーの饗宴。
ほぅ、こんな曲選。
耳慣れた曲たちをスクリーンで聴く幸福感。
ただ、コレだけは知らんかった!?
あ〜れ〜...
って感じの曲ですね。
全く無名のフォークシンガー。
「日本のジョニ・ミッチェル」とか。
そして主演の、役所広司さん。
姐さん、1997年にカンヌで今村昌平監督の『うなぎ』がパルムドール取ったときからアナタがスキです...♥
って告白してどーすんねん。
その役所広司さんがね、今回の映画ではおトイレ清掃員を演ってらっしゃいます。
で、しかも最優秀男優賞ですよ。
やっぱり。
このフツーっぽいのがスゴイんです。
鑑賞直後、職場のおフランス人達に如何にこれがスゴい映画なのか語った姐さん。
一同、
「トイレの映画なの!? そんな映画が作れるの!?」
さすがニッポンて国はアーティな国なのね😅
ってとこに落ち着いちゃったわけなんですが。
こちら予告編。
ちらちら気になるお顔も覗きますよね。
そして姐さんがとーっても気になったのが、ここに登場するおトイレたち!
コレは、今度日本に一時帰国したらゼッタイ見に行っちゃうでしょ!
だってコレがおトイレかっ! と思うほど便感...じゃなかった敏感に感じるオサレ度。
ぜひおフランス人に見てもらって、おフランスのおトイレ改革気ばって欲しいですん😤。
あ、そうそうおトイレと言えばnote界では密かに人気の御手洗リュウジさんも、姐さん熱烈なファンなんですが、最近めっきりお目にかかれないのでちとさみしい。
だけど、実はこの映画見てからもう1ヶ月以上経つんです。
めっちゃよじれて、ベーっ😭と泣いて、音楽も😍とかだったのに、何故か記事にまとめて伝えることが難しかった作品。
噛み砕いて消化して、ベロンベロンになってからでないと、ひらりんと見せられないような。というか逆に「見て。」としか言いようのないような。
だけど今日仕事帰りに、シャンゼリゼの映画館で、ヴィム・ヴェンダース監督の『ベルリン・天使の詩』がかかってました。
コレは兎にも角にも『パーフェクト・デイズ』効果。ですよね!
ってことはそのうちどっかで姐さんの大スキなあの赤いセーターも見られるのでは!?
とそんなあはん♥な期待を投げかけながら。
ヴィム・ヴェンダースってなんかスゴい...♥
としか書けない姐さんでした。
しかし、おトイレにきびしい...いや同郷日本人のみなさんならきっとわかってくれるはず。
とにかく友に「スゴイよ。」と力説した姐さん。
その数日後。友より。
「姐さん、Perfect days 見たよ!私も泣いた😭」
あらら、やっぱり。
そして全てはこの曲が語る一本。
もっと身近になるように日本語訳付きを見つけました。
なんかこの映画今までで一番紹介しにくい。
いやん♥