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プチトリップさんぽ! 〜 〈スペイン・イビザ島〉 いつまでもイビザでも...




前回の記事から、のらりくらりと色々やって、とうとう年が明けてしまいましたが、姐さんのイビザ・ヴァカンス記事はいつまでも続きます!


♪いつまでもイビザでも〜



(姐さんのお供プケコのつぶやき)

カレッジ・フォークのプリンス、この右から二番目。実は皆さんご存知の有名歌手で。『西部警察』で有名になる前はこんなに爽やかなプリンスだったんですね。そしてその後歌ったのが'81年の超大ヒット曲『ルビーの指輪』。ポッと出てきてヒットしたわけじゃナイ! 惜しくも本人作詞作曲の『恋の散歩道』はB面でしたが聴きたいでしょ? 聴かせてあげますよ。

https://youtu.be/vkd8mBrjfnw?si=LwgX8i9lvtwJUxZU




...と♪いつまでもイビザでも、プケコのつぶやきに付き合ってはいられないっ!


とまずは朝食。
ここんとこお気に入りのアップルパイとチョコパイ。
みんなパイ生地。
どうです? 思わずかぶりつきたくなっちゃうでしょ?
残っている白パンに、ケソ(チーズ)とクロケッタを挟んでサンドイッチを作ります。音的には余り美味しそうには聞こえないところがスペイン料理のウイークポイント。
その点イタリアンは逆ですね。"メルダ! (くそ〜)"と言っても美味そうに聞こえます。


その後、軽〜くお庭をおさんぽしながら始まる長〜い一日。
南国の植物大スキな姐さん。丸ごと温室効果!


一番上は今年の干支にピッタリシンクロ。
ドラゴンツリーとも呼ばれるリュウケツジュ(竜血樹)でございます。中華圏では金運を呼ぶ木として珍重されておりまして、シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイもコレをお手本にしたかな、の景。


サイトより

ついでに言わせていただくと、画面左下にはトラベラーズパーム(タビビトノキ)も見えてますね!



このwikipediaのお写真もシンガポールですな。
旅人はこれを見て、南がどちらかがわかると言う。(南国では。)もちろんお日様をいっぱい受けている方。



そして2枚目は、コレもリュウゼツラン(竜舌蘭)と呼ばれまして、ギャオ食われそう。な迫力。
コレから採取されるシロップはテキーラの原料になるってーんでピンときちゃう姐さんじゃないですか。

そして3枚目は、お馴染み、ウチワサボテン
コレはね、ジャムにできるんです。以前行ったカナリー諸島の特産物でもありました。
姐さん勝手に「サボテンはトゲがあるから辛いんじゃ!?」と心配しておりましたが、そんなこともなくシャリッと感の残る甘酸っぱいジャムでございました。




と熱帯植物談義もこの辺にして!

♪いつまでもイビザでも〜

って言われそうなんで、今日はお船に乗って違う島を訪れちゃうんじゃ。もう何ヶ月もココにいるような錯覚に陥りますが、実質イビザ3日目
前もって下見しといた港からしゅっぱーつ👉


なかなか大きな高速ジェットフェリー。
今日はイビザ港から目の前に横たわる美女、
フォルメンテラちゃんを探索。
のんびりと11時35分発のフェリーへ滑り込み。
車も乗せられる強い味方の大型船。
所要時間は30分で、あっと驚く為五郎!
フォルメンテラちゃんをサテライトの
スケスケにしちゃうとこんな。
海に見える赤い四角はダイヴィングスポット。
一応、港に近い湖の周りをぐるっと回ると、小さい村が
3つぐらい見られるかな。
姐さんの移動はいつも通りの路線バス。
左上の港を出発し、島の端っこまでは約30分程。
さすがに循環バスはないみたいやけど、
なんとかなるやろ。


ささ、乗り込みましょ。
がっら〜〜ん...
ほぼ誰もおらんがな。
夏の間はスゴい争奪戦なんでしょうが、11月以降は
地元民とちとズレ気味の姐さんぐらいなモン。
だったらそれを逆手に取って!
しゅっぱーつ👉した港を尻目に、いってきやーすっ👋
よーっしゃ!
みなさんの為に、姐さん船内を右往左往しちゃうよ〜!
この海は姐さんのモノ!
ひとりじめっ♥
とかしているうちに、もう対岸が見える。
あ、アレがフォルメンテラちゃん😍
ちっちゃな膨らみの先に見えるのは!?
タワーディフェンス!
やっぱり守りの構えなのね。
そして到着。
向こうに見えるのがいつまでもイビザでも。
車もほとんど入ってません。
そして姐さん路線バスの旅。
見事に出鼻くじかれる!の巻。


えー、何これー。
さっきの客引き用地図とは情報違うや〜ん。
路線は5本あったはずなのに、ここには二本の時刻表しかないやん! やられたがな。
しっかり一時間待ちやで、姐さん。

あ、一番下になんか書いてある。
「ルネス・ア・サバどす・アスタらす・14h.
ス・レアリざらんろす・オラリおす・マルカどす・エン・ねぐろゐろほ。」
あれー🤔ここ京都やった〜?
どす多すぎやん。
舞妓さんと喋ってるんやないでー。
ねぐろゐろほ (黒と赤)やのに待ち時間長っ。

ま、しゃーない。
港の周りでもふらついてみまひょ。
なんもなかったら昼飲みでもするか。


♪は〜ば〜らいとがお日さまになる
♪季節外れの港町 あぁ 姐さんだけ




貸自転車屋めっけ!
あー、原チャリもあるのね。それパス。
自転車なら乗ってもいいけど。
よく聞いてみると、夕方は店閉めるけど前払い
70€のデポジット後返しなら一日17€で貸す、
ってんでそりゃ面倒っちい。やめたやめた。
だったらのんびりバス待ちます。
♪バスを待つ間に〜 涙を拭くわ
海の青さは健在。
海が中心だった頃のモニュメント。
見慣れた🍒 ココにも!
マリーナにはお船の学校も。
♪バスを待つ間に〜 気持ちを変える〜
↓↓ 久々 ↓↓


♪バスを待つ間に〜

どこへ行くか考える。
また帰って来れなくなったらイヤやしね。


この地図だと村が3つあるのがわかります。
湖右側のPujols、そのすぐ下のSant Ferran de ses Rocques(サン・フェラン・デ・セ・ロック)、湖左側のSant Francesc Xavier(サン・フランシスコ・ザヴィエル)!。
全部行ってみたいけど、先程のバスの時刻表を見るとちとキツい。

バスでぐるっとするだけならまだしも、一回降りたら次のバスまでまた長いで〜。どーするん。
ぐるっとするのが目的でなくて、やっぱり村をぷらっとしたいわな。

そこで! これは地元民に聞け。
ちょうどバス停に同じくヒマそうな兄さんめっけ。
「アブラ・イングレス? (英語話す?)」
「ノー😄」
「OK. キエロ・イール・パラ・トレス・プエブロス。ペロ・ノー・アイ・ムーチョ・アウトブス・アキ! (3つの村に行きたいんだけど、バスがたくさんないのね、ここは!)」
「😄😄😄 エスタ・ムイ・ペケーニョ。デドンデ・エレス? (ははは、小ちゃいからね。どこから来たの?)」
「ソイ・ハポネサ・ペロ・ヴィヴォ・エン・パリス。トラヴァホ・アラ・ティエンダ・デル・レロホ⌚(日本人だけどパリに住んでんの。時計屋さんで働いてんのよ。)」
「ホゥ〜。」(といつもの様に姐さんのペースに巻き込む)
「(地図を見ながら) アオラ、プエド・ミラール・トードス・プエブロス? ドンデ・エス・ムイ・ビエン? (じゃ、全部見られるかな? 何処が良さそう?)」
「ンー、アキ(Pujolsを指差し)、ナーダ。ヴィヴォ・アキ(ロック)。エステ・ビエン(ザヴィエル)。」
「おー、グラシアス。よぅわかった! 要するに兄さんが住んでるロックとその隣町のザヴィエルに行けばええちゅーことやん。」



せやねんけどな、ロックからザヴィエルって、バスの路線がちゃいまんねん。しかもこの2つの村の乗車時間てたったの5分ぽっきりでんねん。
その為に待ち時間長いのイヤでんねん。

ふと、
「歩ける? この2つの村の間。」
えーと、えーと、"歩く"ってなんて言うねん?
(いつも通り外国ではケータイ使えない姐さんですからね)
仕方なく、人差し指と中指で✌を作り、指を下向きに。この指を足と見立て、ちょこちょこちょこっと歩かせてみる。
「エントレ・ドス・プエブロス✌...(2つの村の間)」
「カ、カミナンド...」
あら、敬虔なクリスチャンの国スペイン?
「神、何度...? いや、神、納戸? いやいやカミーノが "道" だから "歩く" はカミナンドか。そうそうカミナンドでー、クアント・ティエンポ? (何分位?)」
「¿¡ケ!? カミナンドー!?... キ、キンセ・ミヌートス!?」
「キンセ!? 15分!? ぽっきり!? じゃ歩くよー。」

OK。道は決定。
ロックで降りて、ザヴィエルまで歩く。


やっと来たバスに乗り込む。
道はやたら真っ直ぐ。
やっと落ち着いて、兄さんと世間話。
「ココで働いてんの?」「そうだよ、結構キツいけどね〜。」「いや、姐さんから見たら天国みたいだけど。」「そら、見えるだけだな!😄😄😄」
おぅ! 湖ね。何かいる!
この湖に沿ってぐるっと反対側まで。
あれっ。もう着いちゃった。
よっしゃ、兄さんとはこれまで。
「この道をずーーーっと行けば次の村に着くよ。」
「オッケ。グラシアス。ガンバるで〜。」
「アディオ〜ス👋」


バス降りて、ちと脇道へ入るともうこんな
よじれる世界がっ!
さらに人っ子一人歩いてません。
そして真っ先に目に入ったのがコレ。
めちゃ'70sの香りプンプンなおフランス製バギーカー、
シトロエンのメアリ。
ボディパネルはレゴと同じ素材の樹脂製です。
お家がとっても南国風。
小さなオレンジの街路樹もあはん🍊
とってもきゃわゆいん🐥
ちなみにスペインの郵便ポストは黄色です。
郵便ポストの前にある町の盛り場カフェ。
結構賑わってます。常連さんばっか?
更に町をぷらつきます。
なんかこう微妙な傾斜がたまらんね。
白壁基本のワンポイントカラー。
そしてやっぱり暑いからこの四角型が
一番風通しええんやろうね。
やや! なんじゃこの家のお庭にびろ〜んと
ぶら下がってるモノは!? 太くて長くしかも赤い。
更にマンゴーの実まで!? もみもみっ。
いや〜、非常にあはん♥な光景っす。
で、その前には整然と並ぶ仕分けゴミ箱。
おフランスもそうですが、仕分けるけど曜日とか決まってないから各自好きな時に分けて出せば、必要なものだけ持ってってくれるのよね。
そして少し歩くと赤レンガの教会が。
ちと中も覗いちゃったりして。
きゃわゆいん♥
もう少しぷらついて。
教会裏には小学校もありました。
ともう一度教会前に戻りランチタイム。
ココしか腰掛けられそうなところもないし。
ハイ、やっと朝からかぶりつきた〜いと思っていた
姐さん手作りサンドをがぶっと!
あ〜持ってきて良かった。
パン屋さんも見なかったし。
その後再び先程のカフェへ。
バーニョ、ポルファボール😝」と言って
お手洗いを借ります。
コレ大事!
だって他にお手洗いありませんから。
姐さん実は先程から目を付けてあったんです。
さすが元バックパッカー、👀の付け所が違う!
そして、先程のバス停に戻ってきました。
一応時刻表を確認しますが...
予想通りバスはありません。
バスは待たんよ!
♪そこにはただオリーブがなっているだけ〜
さ〜て、これからカミナンドで次の村まで
行っちゃうよー!
なぜか日差しがエモいぜっ。
村の終わりを告げる表示。
ホントだ、まーっすぐ一本道。



カミナンド、カミナンド。
神何度、神納戸👣


続きはいつなんど?


いやん♥








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