仕事は本来無駄である



社会人になって、
すぐに短期離職を2回繰り返した経験がある。


会社で働くとどうも仕事が無意味に思えた。
どうでも良いメール、どうでもいい会議など。
たまに必要な仕事もあるのだが、
体感的には9割ほど無駄な仕事をしている。
極め付けに、上司は全く話が通じない。


そんな感じでとにかく無駄が多く感じて、
仕事は辛いものだと。
だから、できるだけ残業はしたくないし、
サービス残業とかタダ働きはもっての外。


だからお給料は1円たりとも無駄なことに使いたくない。
節約我慢の日々。
気がつくと適応障害になってました。

仕事はお金のため、過剰な仕事は無駄だと、
仕事に対してマイナスイメージを持っていましたが、
最近は考え方が変わってきました。


実はそもそもは仕事は無駄である。
なくても良い仕事は沢山あること。

では、なぜこんなにも無駄な仕事があるのか?
それは社会が発展するために必要だからだ。



一見、無駄だと思える仕事でも、
その仕事で得をする人が存在する。
今一度、思い返して欲しい。


例えば、
残業代が稼ぎ、その残業代で高級品を買い、
お店が儲かる。
いつもより綺麗な資料ができたら上司は喜ぶ。
家庭に帰るよりも飲み会に参加したい人がいる。
飲み会をする飲食店は儲かる。

と言った具合。


仕事をしない状態よりは、
得をしている人がいるのである。
お金も回っている。

実は、結婚制度もそうだ。
結婚制度があるから、結婚式を挙げたり、
結婚指輪が売れたりする。
婚姻手続きをする役人が必要だったりして、
社会経済が回るのだ。


おそらく、結婚制度が無くても、
すぐに人類が滅亡することはないはず。

何なら結婚制度がない方が子供が増えるかもしれないが、
おそらく、結婚制度があった方が社会は発展するのだろう。



なくても良いような無駄な仕事が沢山あるのは当たり前。


極論を言えば、会社というのは、
無駄な仕事で繋がるコミュニティと言える。
しかし、そのコミュニティに価値がある。

仕事自体は無駄であるが、
コミュニティには価値がある。



大半の仕事は無駄だと気付き、
ならば自分は何の仕事をするのか考えてみよう。

会社を選ぶときは仕事で選ぶのではなく、
その会社はどんなコミュニティであるかで選んでも良いだろう。


もし、今の会社で昇進したいのであれば、
手当たり次第に無駄な仕事を沢山引き受けて、
残業しまくるのがおそらく1番の近道だ。


どうせ仕事は無駄だと割り切る姿勢を提案する🥹

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