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仕事の9割は無駄。でも、それが社会を回している。



社会人になってすぐ、私は短期間で2回転職をした。
理由は単純で、「仕事が無意味に思えた」からだ。

毎日のように飛び交うどうでもいいメール、
やたらと時間を取られる不要な会議、
一見すると必要に思える仕事も、体感的には9割が無駄。
極めつけは、話が通じない上司。

「こんな無駄なことばかりして、仕事って本当に意味があるのか?」
そう思うと、仕事がただただ辛いものに感じられた。

だから、できるだけ残業はしたくないし、
サービス残業なんてもっての外。
1円たりとも無駄なことにお金を使いたくない。
そうして節約と我慢の日々を過ごすうちに、
気づけば適応障害になっていた。

仕事=お金のため?
でも、最近気づいたことがある

「仕事はお金のため」
「過剰な仕事は無駄」

ずっとそう思っていたが、最近は考えが変わってきた。

そもそも仕事は無駄である。
なくても生きていける仕事はたくさんある。

では、なぜこんなにも無駄な仕事があるのか?

それは、社会が発展するために必要だからだ。


📍無駄な仕事が、経済を回している


一見、無駄に思える仕事でも、必ずどこかで得をしている人がいる。

例えば、
✅ 残業代を稼いで、そのお金で高級品を買う → お店が儲かる
✅ やたらと綺麗な資料を作る → 上司が喜ぶ
✅ 飲み会に参加したい人がいる → 飲食店が潤う

つまり、「無駄な仕事」こそが、お金の流れを作っている。

この視点で考えると、仕事の本質が少し変わって見えてくる。


📍結婚制度も「社会を回す仕組み」


この考え方は、仕事だけに限らない。

例えば、結婚制度もそうだ。
人類が生きるために、結婚制度が絶対に必要か? といえば、そうではない。

しかし、結婚制度があることで、
✅ 結婚式を挙げる → 式場・ドレス業界が潤う
✅ 結婚指輪を買う → 宝飾業界が潤う
✅ 婚姻届を出す → 役所の仕事が生まれる

結婚制度があることで、社会全体が発展する仕組みになっている。


📍「無駄な仕事の集合体=会社」という視点


結局のところ、会社とは「無駄な仕事」で繋がるコミュニティだ。
仕事自体は無駄かもしれないが、そのコミュニティには価値がある。

だからこそ、
「この会社で何の仕事をするか」ではなく、
「この会社はどんなコミュニティなのか」で選んでもいいのでは?

仕事の内容に意味を求めるのではなく、
その会社の雰囲気や人間関係を重視するのも一つの選択肢だ。


📍昇進したいなら、無駄な仕事をやりまくれ


もし今の会社で出世したいなら、
とにかく無駄な仕事を引き受けまくり、残業しまくるのが近道だろう。

✅ 意味のない会議でも積極的に発言する
✅ 不要な資料作成を率先してやる
✅ 遅くまで働く

これを徹底すれば、おそらく上司は評価してくれるはず。
なぜなら、会社というのは「無駄な仕事で成り立つコミュニティ」だから。


📍どうせ仕事は無駄。ならば、どう生きる?


どうせ仕事は無駄。
そう割り切ると、意外と楽になるかもしれない。
• 会社選びは「仕事」ではなく「コミュニティ」で選ぶ
• 出世したいなら、無駄な仕事を積極的にやる
• 仕事に意味を求めず、自分にとっての幸せを考える

「無駄な仕事をやりたくない」と思うのか、
「どうせなら楽しもう」と思うのか。

その違いが、仕事との向き合い方を大きく変えてくれるかもしれない。


📍まとめ


✅ 仕事の9割は無駄。でも、それで社会が回っている
✅ 会社は「無駄な仕事で繋がるコミュニティ」
✅ 仕事の内容より、どんなコミュニティに属するかを考えよう
✅ 出世したいなら、無駄な仕事を積極的にやるのが正解
✅ どうせ仕事は無駄。ならば、どう生きるかを考えよう


無駄なことを無駄だと認めると、
「なぜこんなことをやるのか?」と悩む時間が減る。

どうせ無駄なら、いっそ楽しんでしまうのもアリだろう。

仕事は意味を求めるものではなく、**「無駄とうまく付き合うもの」**なのかもしれない。


📍あなたは、どう思う?


仕事の無駄について、どう感じますか?
「こんな無駄な仕事があった!」という体験談があれば、ぜひコメントで教えてください。

#仕事について #仕事の無駄 #キャリア #生き方

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