Clematis(曲の解説)
私が今後リリースする予定の曲の歌詞解説を事前に書きたく成り、ここに記させて頂きます。
【歌詞】
背中這うようにお前さんを包み殺したい
一本ずつ一本ずつゆっくりと絡んでいて鳴呼
鳴呼足の甲が傷まみれ
内の様に
さあ硬くなった皮を剥くまで。
開花七月のわっちをねえ、愛でてくれないか。
腰を抱いて首に接吻をして、お前さんをわっちのに
髪の毛ひとつ、指折りひとつゆっくりと愉しみに
鳴呼心の臓が鼓動を崩した
お前さんの口から出た針でプツンと。
耳を舐めて、目を見ないでわっちの内を悟らないで
接吻を攻めないで目を閉じないで奥の方
背中這うようにお前さんを包み殺したい
一本ずつ一本ずつゆっくりと絡んでいて
接吻を辞めないで腰を抉らないで
わっちのを、、最期お前さんに
冬が来たら萎れて終うから、一枚一枚大切に撫でて。
以上が歌詞で御座います。
此処で云うクレマチスは凛と立つ強く美しい夜に咲く女性。
だが或る男に恋をする。
彼は利き男ではないが彼女の弱さに気づき徐々に彼女の内側へと入っていく。
彼女は徐々に弱り果てていくが、強さを失っていく訳では無く彼を我が物にしようと試行錯誤をする。開花七月、初夏であり美貌がちらつき始める彼女の大好きな季節だが、相変わらず彼は彼女を上手く騙し続け洗脳していく。
そうなんだと気づき始める彼女だが、此処迄来たら最早この恋を終わらせることができない。
彼女の彼への愛は、依存と化していく。
クレマチスの花言葉をご存知だろうか。
「精神美」「策略」である。
凛とした彼女は徐々に彼を策略しようと目論みながら冬には身を焦がし朽ちていく様をこの曲は語る。
さて此の男は何者だったのか。
引き続き此の男の物語をも書こうと思う。
現在、他の楽曲はサウンドクラウドとSpotify、Appleなど様々な媒体で視聴も可能。是非歌詞にも注目して聴いて頂きたい。
此処迄ご愛読感謝奉ります。
綺蝶レナ