こねる毎日
振り返ると習慣が構築されるきっかけって、意外と何気ないことが多かった。
たとえば、ウィークリーの欄が広めの手帳を買ったことをきっかけに毎日を自作のToDoリストで管理し、ちょっとした日々の出来事を書き連ねていたら、それが日記を書く習慣になり、10年程続いていたり、、、
長い髪をバスタオルで束ねる方法を知った日から毎日お風呂上がりは髪を巻いてタオルドライしていたり、、、
最近は、藤原しおりさんがYouTubeでパン作りをしている様子を見たことをきっかけにパン作りを始め、まんまとはまった。
1ヶ月ほど前に第1弾としてベーグルを作ってから早3週間でもう第7弾を迎えている。
ちなみに、第2弾はベーコンエピ🥓
ここから、ベーコンパン、抹茶ねじりパン、塩パン、チョコツイスト、ベーグル(リベンジ)を経て、
今日はレーズン食パンに挑戦した。
発酵段階からもう美しい、、、
我ながら上出来。味も最高。
もはや趣味というよりも習慣化しつつある。
世の中にはホームベーカリーという便利なものがあるらしく、あまり詳しくないが、こねる作業を担ってくれるらしい。
便利だと思う。こねる作業がパンづくりの工程において最も苛酷だから。私なんか、こね終えたあとはいつも部活後のように息は切れているし水をがぶがぶ飲む。
しかし、私はこねるためにパンを作っているようなところがある。こねる作業が好きなのだ。
無心になれる。
就活や卒業研究、卒業論文や国家試験など不安要素があまりにも多い毎日の中で、パンをこねている時だけは現実から逃げられる。
正直、パン作りはスタートしたら途中放棄出来ないから2時間なり3時間は確保しなければいけない。1日24時間のうち3時間を費やすのだから、それなりのものを作らなければという使命感も大切なのかも。
それと、発酵時間はなにも手を加えず待つだけだから、その時間は国試の勉強でもしようかな、などと短時間だからこそ重たい腰を上げ、避けていたことに取り組むこともできる。
パン作り、なんて有意義。
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