見出し画像

アファフィラキシー プリックテスト

前回の「アナフィラキシー プリックテストのための食材集め(レストランとアニサキス)」で、テスト用の食材を何とか用意することができたため(アニサキスは駄目だったが)、いよいよプリックテストをすることになった。


テストする食材はこちら
プロテイン(自宅で飲んでいたもの)
EAA(必須アミノ酸)(自宅で飲んでいたもの)
③牛肉(ヒレ肉を加熱)
④オートミール(自宅で食べていたもの)
⑤生食(病院で用意)
⑥コチュジャン辛味噌(レストランから頂いた)
⑦山椒の粒(レストランから頂いた)
⑧さば(アニサキスを探したがいなかった切り身)


プリックテストに使用する食材


この食材は、退院してから2週間は、摂取していません。

また、プロテインとオートミールについては、ダニが湧いていないか顕微鏡で調べてもらうことになっていました。。
キッチンで保管してあるので、ダニが発生して、それが原因という考えもあったからです。

病院に着くと、まずは皮膚科の先生から説明を受けました。

用意した食材を溶液化して腕の内側に垂らし、そこに軽く針をさして、皮膚内に溶液が入った時のアレルギー反応を見る。

もしもの時のために、入院の用意もしてきてます。 発作が起きちゃった場合のために。

どの食材か分かるように、腕にテープで番号つけて、一気にやっていきます。


マジック場所に溶液垂らします

いざベットに横になり、プリックテストが始まりました。
反応が出るまで30分程度の時間がかかるとのことでした。

せめてプロテインと牛肉だけは勘弁してくれー。 悲しくなるから。


ベットで横になって待ってる間に、先生が来て

『プロテインにも、オートミールの中にも、ダニはいませんでしたよ。』と教えてくれました。 

あーよかった、よかった。 いや、ダニだった方が原因が早かったかな? 

うーん、複雑な気持ちでした。


そして待つこと、数十分。

結果は、全部異常なし。

ということで原因の特定できず。 テストした食材は、もう食べてOK。

うれしいような。かなしいような。

もしかしたら、やっぱりアニサキスだったかな。(前回の記事をぜひ見てやってください。アニサキス道中記です)

あるいは、食べものではなくて、疲労とかストレスとか。

終わった後、先生と話すとアナフィラキシーの20%程度は原因不明らしいのです。 

『食事が原因では無いかもしれません。また体に異変があった場合は、すぐに受診するか、救急車を呼んで下さい。』

ということで、プリックテストは幕を下ろしました。


『さー! 何でも食うぞーーー!』

と、複雑な気持ちで自分に勢いをつけ、夏の始まりを待つのでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?