人材と人財
こんにちは。Kです。
お久しぶりです。
今回は少し趣向を変えての書き物です。
皆さんは「人財」って聞いたことありますか?
よく企業で使われていますよね。
元は「人材」という言葉だったのが、やれ「働き方改革」やれ「少子化」により企業における人材の位置づけが変わってきたことにより昨今「人財」が使われることがトレンドです。
けどね。
私はこの「人財」という言葉がキライなんですよ。
おそらく、世の中には言葉通りに従業員を扱う企業はあると思います。
ただそれはものすごく少数なんですよね。
ほとんどは「人財」という言葉を用いて
「我々は仲間を大事にしている!」と息巻くだけで
実際に何かしているわけではありません。
ただ、これを言ってしまうと企業を批判して終わりです。
私は思うのです。
従業員の前に一人の人間として捉えるべきではないでしょうか?
一人の人間には必ず家族や友人が居る、もしくは居たはずです。
どれだけ単純化していっても必ず一人にはならないんです。
そうした人をぞんざいに扱えるでしょうか?
ヒトの心を持っていればそんなことはできないハズなんです。
つまり、そもそも「人財」なんて言葉は必要ないんです。
結局「人財」という言葉が使われている内は、
まだまだ従業員のことを考えられていない証拠だと私は思います。
少しでもこの考えを持つ人が増えれば
過労死なんて言葉は消えていくと信じていますが
残念ながらその未来が訪れることはなさそうです。
このままだと人は疲弊の一途をたどっていくのみです。
失ってからでは遅いのです。
未来を見据える前に、「人材」について考えてみませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?