ハロウィーンまで、まってなさい

Ҩ……本日、新刊が発売されました......✍︎

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ある町のおもちゃ屋さんに、魔女のモビールが売られていました。四人の魔女は姉妹で、早くだれかに買われ、お店から出ていきたい、と思っていました。そして、ハロウィーンの夜、魔女たちは動きだし、順番に魔法の呪文をとなえました。まえに自分たちにいじわるした客をこらしめにいくのです！ ただ、すえっ子のナネットだけは、魔法の呪文を知らず、もじもじ……そんなナネットには、ささやかな願いがあったのでした……

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『#いもうとなんかいらない』につづく、平澤朋子さんとの2冊目の本です。
（正確に言うと「テディ・ロビンソン」からですが😊）

2022〜23年にかけて、岩波書店から出した5冊の幼年童話は、おかげさまで大好評でした。
その本の読者対象が、小学校低学年だったのに対し、今度は、小学校中学年向けの作品です。

中学年向けということで、本の大きさも少し小ぶりにしました。運びやすいし、軽いし、でも、それなりに文章量はあるし、ちょっとしたお姉さん、お兄さん気分にもなれます♪

そして、低学年向けに比べて、挿絵も少なめにしよう……と思っていたのですが、素晴らしいお人柄の平澤さんが、今回もどのページにも挿絵をつけてくれました！

特に、最後にナネットが、やぶれかぶれの呪文を唱える時の挿絵が最高です。 いつも素晴らしい絵をありがとうございます！

作者のミリアム・ヤングさんは、アーノルド・ローベルの挿絵でも有名な『#りすのスージー』（大日本図書）の作家さんです。

ハロウィーンも、だいぶ日本で定着してきましたが、読み物で、それも小学校中学年を対象とした良書は少ないと思います。ぜひ、これから毎年、書店で、図書館で、並べてもらえるとうれしいです！

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