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「ウサギとカメ」の教訓ってどうなの?

ある企業のエントリーシートに「自分を動物に例えて下さい」という問いがあり、その問いに対して学生が自分を「カメ」に例えて記述していました。そして、その理由が「目標に向かって地道に努力を継続するから」と。

なるほど、その学生にとってカメさんが象徴するものは「地道な努力家」ですね。しかし、私の捉え方はちょっと違いました。有名な「ウサギとカメ」の童話の中のカメさんは地道に努力を継続し計画的・戦略的に勝利したわけではなく、大した策もなく、ただマイペースでゴールに向かって歩いていたところ、ウサギが慢心して居眠りをしてくれたからたまたま運良く勝てたのでは?
※あくまでも個人的見解です(笑)

まぁ、カメさんの捉え方も人それぞれです。

ところでこの童話、仮にウサギさんを主役として捉えるとさらに興味深い。そこからは「自己過信や慢心は失敗の元だ」とか「大切な場面で手を抜くな」とインパクトある教訓を得ることができます。

な~んて考えると、このひとつの童話から様々な教訓が浮かび上がってきます。つまり、ひとつの事象も、見方を変えるとたくさんの教訓を得ることができるってことですね。


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