ハイリ-センシティブパーソンの誤謬
普通の人よりも非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人はいる。このような人のことを“Highly Sensitive Person(HSP)”という。先天的なケースと後天的なケースがあるらしい。
最近このことをテーマにした書籍やインターネットの情報が氾濫していて、ちょっと感受性が高いだけなのに、自らに「HSP」のレッテルを貼って能動的な行動を回避する若者が増えている。
先日、大学の授業中に「自分はHSPと思うか」というアンケートをとったところ、かなりの人数が「Yes」と回答した。
私は、「自分にレッテルを貼るのはやめよう」という講話をした。現代の学生にとってこのようなテーマは大切だ。自己を過小評価している学生が多いからだ。
人は自らにレッテルを貼ることで精神的に楽になれる。しかし、根拠の薄いレッテル貼りは、自らの成長を止める毒薬になることもある。
【対立を乗り越える】
https://note.com/_kadoc0608/n/n6fee8595680e?sub_rt=share_pw