映画「PERFACT DAYS」と世界遺産・奥州平泉の浄土思想 ②
前回はこちら⬆️
Mさんの自宅のある仙台から車に同乗して東北自動車道を走ると、世界遺産の平泉の中尊寺までは1時間半くらいだった。駐車場に車を止め、いよいよ中尊寺の参道の坂道を歩きだす。
前の晩けっこう飲んだ65歳過ぎの男2人にとっては、息の切れる坂だ。しかし頑張って歩けばこの先に中尊寺の本堂があるはずだ。
せっかくの世界遺産、この中尊寺についてホームページを見てみた。特に目を引いたのは、奥州藤原氏初代清衡公の中尊寺建立の趣旨である。
しかし平和を築き4代続いた奥州藤原氏も時代の波に飲み込まれる。
中尊寺の目玉は金色堂だが、内部は撮影禁止だったので、中尊寺ホームページから紹介する。
奥州藤原氏の4代の遺体が安置されている金色堂は確かに息を呑むような美の結晶だ。
しかし金色堂に至るまでの道すがらの渋い御堂も実に趣きがあった。
金色堂の奥に進むと白山神社の能楽殿があった。奥州藤原氏は能を好んでいたという。
平安時代には寺と神社は共存していたのでしょうか?
奥州藤原氏の滅亡500年後、松尾芭蕉も平泉を訪れた。
さて今夜の宿は、Mさんが昔泊まったという宿でした。車で向かい、暑かったので、とにかく温泉に入って、ビールが飲みたかった。
我々が泊まった客室はかなり年季の入った部屋だったが、かつて昭和天皇が泊まったり、将棋の対局が行われた部屋だという。
熱めの露天風呂に入ったら、あっという間に寝てしまった。
明日は平泉の別の世界遺産を巡ります。
今回そういえば、平泉と映画「PERFACT DAYS」との関係に全然触れてませんが、すみませんが次回から徐々にやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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