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うつ病により私は数年前からほぼ音楽が聴けない。でも「怪獣」で泣いてしまった

とあるトラウマで、私は数年前からほぼ音楽が聴けない。特に日本語の曲が聴けない。
聞くとメッセージ性を感じてしまい、説教されてる気分になって、いろいろしんどくなってしまうのが明確なひとつの理由です。

あと、うつ病がひどいと音が大きく聞こえるので、無音でしか動画が見れなくなります。それも音が聞けない原因の一つかもしれません。
他にも理由はありますが、割愛。
(ちなみに韓国アイドルとか洋楽は聞けます。IVEちゃん、aespaちゃん好き🫶ほんとに調子悪い時は聞けないですが)

急に話は変わりますが、私はさかなクンが大好きでして(さかなクンへ向けた記事も過去に書いてるので文末に載せますね)、さかなクンのYouTubeで、サカナクションの山口一郎さんを改めて目にする機会がありました。

サカナクション、セントレイあたりがドストライク世代で、聞いていたし、もちろん知っています。

そして、2022年に山口一郎さんがうつ病を公表しました。私は当時、音楽は聞けなくなったものの、その後の山口さんのうつ病のインタビュー記事などは読ませてもらっていました。

うつ病のしんどさについて、勝手にすごく共感しました。
身体が重くて動けないこと、ウーバーイーツを頼むも玄関に取りに行けず積み上がっていくこと、などなど。

そして時は経ち、最近「チ。」のOPである「怪獣」がYouTube LIVEで配信されました。

「チ。」は漫画好きとしては読んでおきたく。
かじり程度は読んでいたのですが、うつ病による理解力低下で、複雑な作品読むとこんがらがってくるので途中離脱しました。すみません…。
でもすごく面白くて。いつか全部読むぞ。

話は戻りますが、サカナクションがアニメの主題歌を担当していることももちろん知っていました。

そして今日。
たまたまそのYouTube LIVEの切り抜き投稿を見かけて聞いたら、なぜか涙が溢れてしまった。
日本語の曲なのに、聞けてしまった。ゴイゴイスー。

「なぜ泣けたんだろう。」と考えたのですが…
もちろん曲が良かったのは大前提ですが、YouTubeのコメントのトップに以下のものがありました。

「溜まりに溜まった期待とハードルを一瞬にして超えていった神曲」

このコメントと曲とうつ病を…かけあわせて想像してしまったんです。
うつ病から元の仕事に再復帰する大変さを、すごく小さい規模感ですが自分も経験しているので。それを重ねてしまったのかな、と思いました。

溜まりに溜まった期待、そしてハードル

個人的に、うつ病にはすごい重たい言葉のようにも思うんです。(コメントした人には申し訳ないですが)
「戻ってきてほしい」という期待と「復帰したいけどうつ病で復帰できない怖さ」、「また同じ仕事が同じようにできるのか」と怖くなるハードル。

山口さんがどれだけしんどかったのかなー、とか勝手に想像できないことを想像して、ぶわっときて泣いてしまった。

そして「怪獣」の以下の歌詞。

点と線の延長線上を辿るこの淋しさも
暗がりで目が慣れる頃にはもう忘れてるんだ

「暗がりで目が慣れる頃」
と言う言葉が、うつ病に慣れていく様子、馴染んでいく様子…
うつ病と共存して生活することを受け入れることを表現しているように解釈してしまって😭

なんかもう、無理でした。泣けました。

私にも「暗がり(うつ病)で目が慣れる頃」が来るのだろうか。もう慣れているのだろうか。

うつ病の生活を、「もう忘れる」ほどに当たり前にそばあるものに思える日が来るのかな、などと思ったのでした。

以下の動画です。

ただの感想でした🐟
大ファンの方もいらっしゃると思うので、失礼な解釈になっていたらすみません。

…日本の音楽の感動を少しだけ思い出させてくれて本当にありがとうございました。🙏🐟


最後にさかなクンの記事も貼らせてください🐡ぎょぎょ

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