長男4歳に頭抱える日々

つい最近のことです。

いつも通り幼稚園に行くと、先生に「お母さんお話が・・・」と言われ、また服に水でもぶちまけたんかな~なんて呑気に「はい?」と返事をすると、心臓がつぶれそうなくらいとんでもない話を聞かされた。

「今日長男くんが、クラスの女の子のスカートに手を入れて足を触っていて、女の子のほうもビックリしちゃって、我々職員がすぐに辞めさせたんですが、ご家庭でも一度長男くんとお話してもらえますか?」

もうビッッッッックリして言葉が出てこなくて、全身の血が引いていく感じがして、先生からお話を聞いてからの記憶がまるでなくて、どうやって家まで帰ってきたのか覚えてないくらい衝撃的だった。

家に帰ってきてからこれからどうすればいいんだ?長男とどう接していけばいい?と頭の中がハテナでいっぱいになって、それと同時に長男への嫌悪感も抱いてしまって。顔を見るのも嫌気がさして、会話もしたくなくて、とりあえずなんて声かければいい?冷静になってその時のことを聞き出そうと思って頭と心の整理してたら長男が、

「今日も幼稚園楽しかった」って。

たったそのひとことが自分の中で地雷を踏まれたような感覚になって、冷静さを保てず、長男に言葉責めをしてしまった。
精一杯涙をこらえながらひとつひとつの質問に声を絞り出すように答える長男の姿を一生忘れないと思う。
きっと親としては最低だと思う。たった4歳の子ども過ちを許せなくて、子ども相手に質問責めにして。最低!って言われても素直にハイそうです。って言える。反省はしてる。冷静になれなかった自分は異常者だとわかったいる。
でも長男のしたことは一歩間違えたら犯罪者と何ら変わらない。過剰な捉え方だとも思う。でも、これでお咎めなしでは長男のためにも、傷つけたであろう女の子のためにもならない。だからこそ「これっきり」で終わりにしたかった。

長男は最後は自分から「明日〇〇ちゃんに謝らなきゃだね」って言ってくれて、そして「ママにも先生にもごめんなさい」と言ってくれた。長男自身が考えて答えをしっかり導きだしてくれてよかったと一安心して、ふたりでハグしてお互いにごめんなさいをしてその日は手をつないで、もうしないと約束して眠りました。

後日、その女の子とご両親と先生も交えてお話する機会をいただき、精一杯の謝罪をさせていただき、向こうのご両親から「そこまで深刻に考えなくても大丈夫ですよ」と言ってもらえたのが救いでした。
その後も二人とも変わらず幼稚園で楽しく過ごしていると聞いてます。

一件落着と思いたいですが、油断したころにまた同じことが起こるのが怖いので、毎日家を出る前に必ず長男と約束をして登園しています。
いつまで続けようか悩むところですが、長男から「ママしつこい!もう絶対やらないよ!」って言われるまでは続けようかなとは思ってます。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございます。
自分の気持ち的には、どん底から這い上がるのはまだまだ時間がかかりそうですが、親子で手と手を取り合って精一杯頑張ります。
未熟な親子の様子を見守っていただければ幸いです。

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