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書くことについて
昨日の夜、Lil Peepの曲を聴いて、Lil Peepのことをたくさん考えて、オーバードーズについての文章を書いた。我ながらいい文章が書けたと思って記事を公開したけれど、やっぱり読んだ人がどう思うかとか、色々考えたら怖くなってきて今朝該当の記事を非公開にした。私は色々思うことを書いて、それをInstagramやXで宣伝して皆に読んで貰っているけれど、「こんなこと書いてたら人から嫌われるかな」とか「こんなこと書いてたら怖がられるかな」と思って不安になったりすることがある。
たくさん思うことはあるけれど、書くことは決してやめられなくて、やっぱり書いてしまう。私は人と話すのが大好きで、友達と会う度にたくさん喋り倒して、そんな時間が楽しいなと思う。私はお喋りが大好きだけど、話すことより何倍も、書くことの方が好きだ。
私は文章を書いてるとき、一番素直な自分でいられる気がする。noteを読んでくれている友達はたくさんいるけれど、誰がどの記事を読んでいるかまではわからないから、「特定の人にどう思われたいか」という考えをゼロにして書くことができる。自分の思ったこと、そのときの感情や意見を思いのまま書ける。不特定多数が見るものだから、「ここはこういう風に書いた方がいいかな」とかは思うけれど、それでも話すときに比べると他人の目を意識せずにのびのび書ける。
文章があってよかったと思う。恥ずかしくて口で言えないことも、手紙なら伝えられる。モヤモヤしてやり場の無い気持ちも、noteになら書ける。頭の中で四六時中渦巻く妄想も、小説に昇華できる。私は書くことが大好きだし、文章を褒められることがどんな褒め言葉よりも嬉しいし、あわよくば文章を書きながら生計を立てていきたいと思う。私が大好きな書くという行為で、かつての私が物語やエッセイに救われてきたように、私も誰かの日常をちょっと明るくするような存在でいたいと思う。
これを書いている今は正直あんまり元気じゃなくて、いや元気じゃないどころか絶不調で、ベッドで芋虫のように縮こまりながら書いているのだけれど、どんなに体調が悪くても文章を書かなきゃいけないと思える自分がいることが嬉しい。私は誰かを救う以前に、書くことで自分自身を救っているんだと思う。たとえ誰も私の文章を読まなかったとしても、褒めなかったとしても、私は文章を書くことで、私を救い続けてるんだと思う。
窓から差し込む日差しが眩しくて、その明るさが落ち込んでいる私を嘲笑ってるように思えて、イライラする。イライラするから、文章を書こうと思う。カーテンを閉め切って、暗い部屋で、1人パソコンに向かって書きかけの小説の続きを書こうと思う。文章を書くことは、私にとってセラピーみたいなものでもあるし、もはや逃れられない宿命みたいなものでもあると思う。大袈裟かな、そんなことないよね。