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ターゲットは絞らない。
前回の投稿から一年以上経過してしまいましたが、お店は昨年の4月に無事オープンしました。
↓会社のホームページも出来ています↓
これから少しづつ、開業のことなど色々書いていきたいと思います。今回はお店のコンセプトについて。飲食店を開店するときにはコンセプトが大事だと言われています。よく言われているやつがこれですね。
where どこで?(出店エリア)
what 何を?(業態)
who 誰に?(ターゲット客層)
when いつ?(営業時間・定休日)
why 何のために?(利用動機)
how どのように?(売り方やスタイル)
howmuch いくらで?(価格帯)
これの中でも特にターゲットの部分ついて書きたいと思います。出店エリアがきまているので他は自ずと絞られてきちゃうのですが。
事業を始める時は、よく「ターゲット」や「ペルソナ」は絞り、詳細にイメージしたほうがいいとアドバイスを受けます。
でも、カフェみなもとはターゲットを絞っていません。絞ってないというよりは「絞れない」という表現が正しいかもしれません。
みなもとのメインターゲットは観光客の若い女性、夫婦でこの方たちに来店してもらえるように店やメニューづくりを考えています。しかし、会社のコンセプトとしては村の人にも気軽に来てもらいたい、、、
若い女性⇔村人(人口1000人高齢化率約50%)
この正反対ともいえる2者のターゲットが存在しています。実際に店をオープンする前に試食会を開いたのですが村民と村外の人のアンケート回答は全然違っていました。純粋に売上を上げることを考えたら、「観光客向けに高価格帯のものを提供する」か、「村民向けに安くて食べやすいそばやうどんを提供する」どっちかにしたほうがいいのです。
集う場所としてのカフェみなもと
それでもみなもとは上記のどっちにも振り切っていません。メニューは若い人向けに五木村の食材を使ったパスタがメインですが、価格帯をなるべく下げています。村の人が来てくれたらメニューにはないそばやうどんも出しますし、たまに地元のお母さんたちの料理が食べれます。店内の内装は工夫していますが、カップラーメンやゴミ袋などの日用品も売ってます。
ターゲットを絞らずビジネスのセオリーとしては間違っているかも知れませんが、試行錯誤し、なんとか事業が回っていくようにしていきたいと思っています。
みんなが集う場所としていろいろな人や機能、役割を受け入れ、混沌としている。それがカフェみなもとの個性です。と胸を張って言えるように。
そういうことでぜひ五木村、カフェみなもとに遊びに来て下さい!
↓お店のインスタもあります↓
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