日野正基

新潟から熊本県五木村へ移住し株式会社日添(ひぞえ)を創業しました。人口1000人の村か…

日野正基

新潟から熊本県五木村へ移住し株式会社日添(ひぞえ)を創業しました。人口1000人の村から地方を面白くするための仕掛け・事業を行っています。/CAFÉみなもと

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  • 五木マガジン - コトヅテ -

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    五木村の日々をお伝えするマガジンです。

最近の記事

NFTの活用による関係性の再構築と価値観の見える化

#旅するジモトというプロジェクトをはじめました。 この「#旅するジモト」は簡単に言うと、コミュニティの参加証としてNFTを販売し、その売上金を使って地域の課題解決やプロジェクトを立ち上げようといったものです。 参画地域や概要をwebをぜひ御覧ください。 このような仕組みのプロジェクトは他の地域等でもやっていることだと思いますが、この「#旅するジモト」の背景や実現していきたいことを書いてみたいと思います。 コロナウイルスとテクノロジーの進化で変化した関係性 新型コロナ

    • 想定外と共存する力

      よく、「田舎は時間の流れがゆっくりとしている」や「田舎はスローライフ」といった話があります。 実際には、時間の流れ自体はどこの場所でも同じなんですが、なぜそのような印象を抱くのでしょうか。 自然の中で過ごしている、人間性が穏やかであるなど、様々な理由があると思いますが、そのひとつの要因として「想定外と共存する力」があるからではないかと考えています。 想定の範囲内が前提の社会 今の社会、特に仕事の面では、想定の範囲内が前提であると思います。都会でも地方都市でもそうですが、

      • 田舎の人は生まれた時からインフルエンサー説

        やや、ポジショントーク気味になってしまいますが。 最近、五木村で日常生活を過ごしていたり、会社で新しい事業を始めたりすると「田舎の人は生まれた時からインフルエンサー」。なんじゃないかと思い始めてきました。 よく、地方創生とか田舎暮らしの文脈の中で「日本の原風景」「昔ながらの暮らし」が田舎には残っていると言われることが多くあります。それは、いい方の視点、捉え方であって、その反面は「田舎は遅れている」「不便である」という視点、捉え方です。 自分もそういう捉え方をしていた面もあ

        • 「そこにしかないもの」、「自分にしかできないこと」

          最近、村の観光に関わる仕事や、悩める学生・社会人と話す機会が増えてきました。2つは全然違うことなんですが、なんか共通点があるなぁと思って考えてみました。 村の観光は「そこにしかないもの」、社会に出れば「自分にしかできないこと」を作りなさいと”one and only”を求められます。 そんなもの、なくてもいいんじゃないかな。 もちろん、ないよりもある方がいいのですが、そう簡単に見つかったり作れたりするものでもないし。 じゃあ、どうすればいいのか。 「そこにしかないも

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        記事

          ビジョンではなく、はじめ方を決めてみる。

          会社に新メンバーが増えることになり、それに伴って会社のビジョンについて考えてみました。 今までは視察に来てくれた方だったりインターン生だったりには、会社の設立の経緯や事業の説明とかもしていたのですが、改めて日添のビジョンってなんだろうと考えるとなかなか難しい…。 自分の性格的に目標に向かって努力をできるタイプではないし、そもそも目標を決めたら縛られる気がしていて、気が向かない。 しかし、会社経営にはビジョンが必要だと色んな人が言ってるし、人数が多くなるほど重要だと言って

          ビジョンではなく、はじめ方を決めてみる。

          #旅するおうち時間、スタートします。

          #旅するおうち時間新型コロナウィルスの影響により外出自粛が続いている中で、新しい旅のカタチを提案します。 今回、2020年5月1日(金)から2020年5月6日(水)のゴールデンウィーク6日間、高知県四万十町・宮城県石巻市・三重県尾鷲市・熊本県五木村・石川県七尾市・山口県周防大島町の6つの地域からお届けする、限定100セットの注文受付を開始しました。 この「#旅するおうち時間」は、日替わりで様々な地域から、"一日のなかのある時間を、とっておきの時間に変えてくれるもの"が旅先

          #旅するおうち時間、スタートします。

          五木村の日常

          五木村の日常

          新型コロナウイルス等感染症対応についての考え方

          新型コロナウイルス大変なことになって来てますね。日添もカフェみなもとで飲食事業を行っているので影響を受けております。不幸中の幸いなのが、まだ閑散期でもともと売上が少ない時期だということです。 こういうときの判断ってすごく難しいですよね。飲食店は人が集まる場所なので感染拡大防止のために営業をやめるのか。しかし、売上がなくては事業が続けられない、何が正解なのか。そして政府は学校休校の要請… 当社としては以下の対応をすることにしました。 飲食店ですが、私達は「地域づくりをお手伝

          新型コロナウイルス等感染症対応についての考え方

          ターゲットは絞らない。

          前回の投稿から一年以上経過してしまいましたが、お店は昨年の4月に無事オープンしました。  ↓会社のホームページも出来ています↓ これから少しづつ、開業のことなど色々書いていきたいと思います。今回はお店のコンセプトについて。飲食店を開店するときにはコンセプトが大事だと言われています。よく言われているやつがこれですね。 where どこで?(出店エリア) what 何を?(業態) who 誰に?(ターゲット客層) when いつ?(営業時間・定休日) why 何のために?(利

          ターゲットは絞らない。

          なぜカフェをはじめるのか

          日添でカフェ(飲食)事業をはじめます。オープンは2019年3月を予定。 ちなみに、これまで生活している中で「田舎に移住してカフェを開きたい」と思ったことは一度もありませんし、「田舎のカフェ経営でスローライフなんて絶対あり得ないだろう」派の人間です。ちなみに、飲食店で働いたこともありません。 そんな人間がなぜ、カフェをはじめるのか。いくつか理由があるのでそれを書きたいと思います。 「村人にとってわかりやすい仕事をする」1つ目の理由です。私達の仕事は「村」や「村民」がベースに

          なぜカフェをはじめるのか

          株式会社 日添(ひぞえ)を創業しました。

          昨日になってしまいましたが、10/29(株)日添の登記をしてきました。地方法務局までの移動時間往復3時間、登記申請5分。今回はこれから日添でやっていく事業のことを書きます。 日添=日の当たらない場所まず、社名の由来ですが妻の実家がある五木村内谷(うちたに)集落日添からきています。内谷は、五木村の中でも特に山の奥にあり集落の先はダムがあり行き止まりです。「日当」と「日添」2つの地名に分かれていてそれぞれの意味は「日当=日の当たる場所」「日添=日の当たらない場所」です。(↓内谷

          株式会社 日添(ひぞえ)を創業しました。

          退職と新潟・中越を離れた理由その2

          前回の記事の続きです。 会社のフェーズと立ち位置の変化私の前職の会社は中越地震の復興支援をする目的で立ち上がった団体なので、事業費の多くは中越地震の復興基金が財源でした。にいがたイナカレッジも復興基金が主な財源だったのですが、その実績や成果を認めていただいて新潟県や県内の市町村などから仕事も頂けるようになり、今では県内の「移住支援・インターンのフロントランナー」として信頼される存在になっています。また、組織全体としても復興基金の事業が一段落し、成長期から安定期に変わる段階を

          退職と新潟・中越を離れた理由その2

          退職と新潟・中越を離れた理由その1

          前の記事にも書いてありますが、2018/4に新潟県長岡市から熊本県五木村に引っ越してきました。今回はその理由を書きたいと思います。 なぜタイトルが「五木村に移住した理由」ではないかというと、自分の中で「結果的に五木村」だったからです。もちろん、結婚した相手が五木村に帰るからという事も大きな理由なのですが、元々会社を退職し別の所にいこうかなと考えている時期で、それが重なって五木村に移住しました。 会社や仕事に不満があって辞めた訳ではなく、方向性の違いというかもっと他の可能性

          退職と新潟・中越を離れた理由その1

          はじめまして-自己紹介-

          はじめまして。 日野正基です。熊本県五木村で株式会社日添を(2018年10月)設立しました。1987年生まれで出身は新潟県です。 新潟県の中越地震の復興支援・地域づくりの仕事をしていて、2018年の4月末に五木村に引っ越してきました。「移住」「転職」「起業」「結婚」という人生の中で割と大きなイベントがいっぺんやってきました。(自分で選んだのですが) こんな機会は中々ないので、これを機にnoteで仕事のことや移住のこと、考えていることなどを書いていきたいと思います。どうぞ

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