ミニマリストから学んだ日々の満足感の増やしかた
Xやインスタでミニマリストの投稿をみていると、「いらないものは捨てましょう」とか「お気に入りのものだけで過ごしましょう」といったスタンスで大体統一されている。
そんな投稿を見かけるたびに「そうだよな~」とは思うものの、引っ越して2年半、私が住んでいる部屋にはほどよく物が散乱している。
いらないものは捨てたほうがいい、お気に入りだけで固めた方がいい。そう思ってはいるけどもなかなかそうはいかない現実。
なぜか増えてしまう謎の置き物や捨てられない本たち。
たまにめちゃくちゃ重宝する五分袖カーディガンに、着るとテンションが爆上がりするショッキングピンクのTシャツなど、なんだかんだと理由をつけては捨てられない物がたくさんある。
ま、そもそもミニマリストになりたい訳じゃないんだけど。
なんて思いつつ(言い訳)、頭の片隅で参考にさせてもらっている私が、唯一実感を持って推したいミニマリストからの学びがある。
それが「一番欲しいものだけを手に入れること」だ。
この一番欲しいものは、ブランド品などの高級なものだけじゃなくて、ケーキ1つでもそうだ。
私は頑張ったご褒美にハーブスのミルクレープを買うことがままある。
正直普通のケーキよりも高いし、仕事終わりに売り切れていることもある。それでも、今日は買って帰ると決めた日は、お店をはしごしてでも手に入れる。
ないからいいやと妥協して他のケーキ屋さんのものをかったり、コンビニで買ったりはしない。
あくまで「ハーブスのミルクレープ」にこだわる。
もし、自分の行ける範囲のお店ではすべて完売であれば、その時は潔く諦めて別日にする。決して妥協して他の物に手を出したりしない。
若干面倒だなと思うかもしれないけれど、これを徹底するだけで日々の満足度は確実に上がる。おそらく自分で自分の欲しいものを手に入れられたという満足感からくるものかなと思うのだけど、まー満たされる。
そんな私も過去に、何度か妥協して買ったものがある。でも「とりあえずこれでいっか」で買ったものは、満たされるのは一瞬で長くは続かない。
むしろなんで買っちゃったんだろうと自己嫌悪に陥ることも多くて逆効果だった。
だから、多少高くても「欲しい」と思った「そのもの」を手に入れることが大事なのだ。
「えーそれだけ?」なんて思っている方がいたらぜひ試してみてほしい。
幸せの種は案外身近なところに隠れていたりするものだ。