【刺繍図案無料】チェーンステッチの刺し方解説|サンプラー作り
チェーンステッチで線を刺す方法、完全攻略!
みなさん、こんにちは♪はなめろんです♪
今回は、チェーンステッチの刺し方を解説しながら、こちらのサンプラーを作っていきます。
それでは、いってめろん🍈
図案は、このページの下の方から無料でプレゼントしています。
動画でも解説しています。
YouTube動画は実際に刺繍をしながら解説しています。
刺繍初心者の方でもわかりやすいように丁寧に説明しています。
【動画目次】
00:00 挨拶とテーマ説明
00:18 刺繍枠の向き
00:42 チェーンステッチ基本の刺し方
02:33 糸始末方法
03:28 キレイに刺すコツ
05:12 角の刺し方
07:12 円の刺し方
08:00 糸継ぎの方法
10:45 糸の本数とねじれの整え方
13:29 キャンディ・オレンジ・バラ・サクランボの刺し方
17:03 サンプラーの仕立て方
21:46 まとめ
【STEP1】刺繍枠の持つ向きを知ろう
チェーンステッチの時は、刺繍枠は刺したい線の始めの部分を体側、刺し進めていく方向が体に対して垂直方向になるような向きで持ちます。
【STEP2】基本の刺し方をやってみよう
①刺し始めの糸を10㎝ほど残して、刺したい線の端から糸を出します。
②、①の穴か、すぐ横の穴に表から針を刺し、一針分布をすくって、糸をかけながら表に出します。
③糸を引くときは、輪を引きしめすぎないように、ふわっとさせます。
④これを繰り返します。
⑤最後は輪のすぐ外側に針を入れて、チェーンを留めます。
⑥刺し終わりと刺し始めの糸を、裏糸に3回ほど絡めて、切ります。
【STEP3】キレイに刺すコツを意識しよう
【キレイに刺すコツ】
①チェーンステッチの輪の大きさがそろうように、布をすくう時に、間隔が均一になるように意識するとキレイに仕上がりますよ♪
②玉結びと玉止めは極力使わない。
刺し始めに玉結びをすると、同じ穴かすぐ横の穴に針を戻した時に、針がその玉結びを拾ってしまって絡まる可能性があります。
最後の玉止めも、周囲を後から刺繍する時に絡まる可能性があるので、極力使わないようにしましょう(^^♪
③糸始末で裏糸に絡める時に、表の糸が裏に引っ張られてしまった場合、
針穴の部分で糸を触って、輪を広げてあげると、元に戻ります。
④輪の中を刺す時、針を刺す位置によって、輪がねじれてしまうことがあります。
右利きの方:出ている糸の右横に刺す
左利きの方:出ている糸の左横に刺す
そうすることで、捻じれずにキレイなチェーンステッチになりますよ✰
【STEP4】角をキレイに刺そう
角を刺す方法
①角の端まで刺して、一回輪の外側に刺して、チェーンを終わらせます。
②その最後のチェーンの輪から針を出して、新しい方向へと刺し進めます。
※NG例
角で一回ステッチを終わらせずに続けた場合、このようになります。
写真のように、角がめくれてしまいます。
【STEP5】円のつなぎ方を覚えよう
円を刺す時の輪のつなぎ方
①円の最後になったら、刺し始めのステッチに糸をくぐらせて、輪を作ります。
②刺し終わりの輪の糸がでている所に刺し戻します。
【STEP6】糸の継ぎ方(つなぎ方)を覚えよう
糸が図案の途中で短くしなってしまった時、新しい糸の継ぎ方
こちらは2パターンあります。
パターン1は基本の継ぎ方、パターン2はカンタンな継ぎ方です。
パターン1の方がより自然な仕上がりにはなりますが、お好きな方でやって大丈夫です。
★パターン1★
①糸が短くなったら、最後の輪を大きく残して、一回糸を休ませます。
②新しい糸を、刺し始めの糸を10㎝ほど残して、輪の中から針を出します。
③短い糸の輪を引き締めます。
④新しい糸でそのまま続きのステッチをします。
★パターン2★
①糸が短くなったら輪の外に針を入れて、一回ステッチを終わらせます。
②刺し終わりの糸は裏糸に3回くぐらせて切ります。
③刺し始めの糸を10㎝ほど残して、先ほど終わらせた最後の輪の中針を出し、そのまま続きのステッチをします。
パターン1と2の比較
1はより自然な仕上がりで継ぎ目が全く分かりません。2は赤い糸の刺し終わりのステッチが緑のステッチの輪の中から顔を出していますね。
ただ、これを同じ糸で刺繍した場合、ほとんど目立ちません。
始めに1をやってみて、難しければ2の方法でやったらいいかなと思います。
糸継ぎの糸始末のポイント
糸継ぎの短くなった糸と、新しい糸の刺し始めの糸始末は、裏糸に絡めて切ります。この時、別々の裏糸に絡めると良いです。
【STEP7】糸の本数を考えよう
糸の本数が上がるにしたがって、1本飛び出てしまったり、絡まりやすくなったり、指への負担が大きくなります。
なので、25番刺繍糸の場合、通常は2本どりで刺すのがおススメです。
最初のうちは、2本どりで、小さかったら3本どりくらいに抑えておいた方がキレイに仕上がって良いと思います。
もし6本どりでやりたい場合は、チェーンステッチの場合はほぐさずに束のまま使った方がキレイに仕上がります。
もし糸が写真のように飛び出てしまったり、ねじれてしまった場合、整えてあげましょう。
糸の整え方
針を刺繍している部分まで滑らせたら、糸の先端部分まで滑らせて移動する。
これを3回ほど繰り返すことで、糸のねじれがとれて、きれいに刺繍することができます。
【STEP8】実践編!モチーフを刺してみましょう
今までの解説で使用した図案と合わせて、キャンディ、オレンジ、さくらんぼ、バラの練習用図案を作ってみました。
全てチェーンステッチで刺します。
全てのモチーフに、今回紹介した『角を刺す、円を刺す』が含まれています。
気に入ったモチーフだけでいいので、ぜひ実践してみましょう。
キャンディの刺し方
①丸を刺す。
②ギザギザ部分を角を刺す方法で刺す。
③中の模様を刺す
オレンジの刺し方
①果実を角を刺す方法で中心から刺す。
②皮の円を刺す。
バラの刺し方
①花びらを外側から中心に向かって刺す。
②葉っぱを角を刺す方法で刺す。
サクランボの刺し方
①果実の円を刺す。
②茎を角を刺す方法で刺す。
③葉を角を刺す方法で刺す。
【STEP9】サンプラーに仕立てる
刺繍したものを、サンプラーに仕立てていきます。
用意する物
作り方
①刺繍した布を厚紙に当てて、厚紙より1.5㎝外側に印をつける。
②印でカットする。
③布を厚紙で包むようにして、縦方向に縫う。
④、③とは違う糸で横方向に縫う。
⑤裏面に布用両面テープを貼る。
⑥裏面にフェルトを張り付ける。
これで完成です♪ おつかれさまでした!
作った物は、サンプラーとして手元に置いておくと、これからの刺繍の助けになりますよ(^^♪
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