
#17 「クソが!」
【前回の内容】↓
2週連続で病院に向っている
車に乗り込む我らの姿はデジャブだろうか。。。
今度は違う先生が迎入れてくれた。
「先生、ボナムが朝から吐いてしまったんです」
念のため朝ボナムがしたう○こを先生に献上しながら
吐いてしまったくだりを説明し
レントゲンを撮ることになった。
まぁよくも毎回う○こ持ってくるよな、この夫婦はと
遠くから客観視しているもう1人の自分がこっちを見ている。
前回ボナムのアート(う○この中身)を写し
私を異次元へ誘った高価なiMac
次は何を映し出すのか…
「ボナムちゃんなんですが、、、」
先生が少し間を置いた。
え、え、え、先生なんですか!?
その間に同様する私。
息を飲む旦那。
「…腸にガスが溜っています」
OLじゃんけええええええええええええええええ
身構えたすぎていたので、まさかのガスという言葉に
新喜劇並みのずっこけを心の中でかました。
即座に私の脳内は、
ガス=栄養不足なガリガリOL(丸の内勤務)
ぽっこりお腹のアラサー、ガスピタンのCM
おなら、おなら、おなら、おなjfさlkfjと
極度の緊張の末の、あっけない答えに
脳内にバクが生じた。
日々の不安とストレスでガタがきたのか
先生の懸命な説明にもかかわらず
この先生は
おならについて一生懸命説明している人にしか見えず
終始、おならで頭がいっぱいになり
ほとんど覚えていなかった。
吐いてしまったのは空腹のあまり
胃液が出てしまったということで
あまり心配はないとのこと。
気になる点としたら、腸に悪玉菌がまだいるので
ガスが溜まりやすいということだった。
夕食の時間を遅く取ることで
「改善されると思うので、試してみてください」
先生は笑顔で私達に微笑みかけた。
ボ、ボナムよ
値段のことは言いたくないが
君のう○ことおならの件で
もう1万以上お金がかかっているのよ。
犬がお金がかかるということは
分かっていたのだが
どんどん飛ぶ出費には少し驚く。
健康ということが分かって
もちろん、とっても嬉しいのだが
たまには呟かせてよ。
「クソが!」
つぶやいた顔は
ガンバレルーヤのよしこか、小雪か。
ボナムには私の顔がどう写っただろうか…。
いいなと思ったら応援しよう!
